京都寺町三条のホームズ(17) の商品レビュー
前回から少しあいてしまったので思い出しつつ読みました。 だいぶ恋愛と美術の要素が強く、謎解きは敦子さんが佐田&智花の結婚を反対している理由くらいでした。 葵を通してキューレターの仕事の一端が覗けて興味深いです。 途中、「拝み屋さんシリーズ」の登場人物もいました。こちらの...
前回から少しあいてしまったので思い出しつつ読みました。 だいぶ恋愛と美術の要素が強く、謎解きは敦子さんが佐田&智花の結婚を反対している理由くらいでした。 葵を通してキューレターの仕事の一端が覗けて興味深いです。 途中、「拝み屋さんシリーズ」の登場人物もいました。こちらのシリーズは未読なのでそのうち読みたいです。
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円生の展覧会に、葵のキュレーターとしての活躍の回でした! 円生は過去のことで脅されたり、画家として生まれ変わろうとすることを邪魔されたりと、危なかったけど 清貴に心の内を暴かれてしまう 最大のライバルにして、信頼できる相手になってた 葵と清貴のラブラブぶりは、キュンとするww 葵も大学を卒業したら、修行のためにニューヨークに行く ここで終わってもおかしくは無いけど まだ続くよねww
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前編を読んでから半年経ってしまったので、思い出しつつの読書。でも、まあ、ある意味では変わらぬほっこりさ。でも、イチャイチャ度が増えたなあ~。その辺りは、前の方が好きだな。さて、今回もまたこれで終わりと思わせながら、また続くのかな? そろそろ別のシリーズにしてもいいようには思うんだ...
前編を読んでから半年経ってしまったので、思い出しつつの読書。でも、まあ、ある意味では変わらぬほっこりさ。でも、イチャイチャ度が増えたなあ~。その辺りは、前の方が好きだな。さて、今回もまたこれで終わりと思わせながら、また続くのかな? そろそろ別のシリーズにしてもいいようには思うんだけど・・・
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なんらかの血縁関係という意味ではおそらく後編の早い段階で読者は気付いていただろうし、ミステリーよりはラブロマンスだったかな。 登場人物(サリー?(笑)も含め)がみんな着実に成長をしていて、物語展開のネタ切れがちかいだろうと思っていたが、ひとまず大きな区切りになるよう。今後も続くとあるけども、ここらで閉めるというのが自然かなと思う。
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前巻からのエピソードの後編。 円生の展覧会の行方と、佐田さんと智花さんの結婚に敦子さんが反対する理由、清貴の過去の因縁など色々と明かされてスッキリしたような気持ち半分、新たなモヤモヤ半分というところ。 清貴の因縁で登場し出した人物はまた、次回以降でも清貴と円生に絡んでくるのかな?...
前巻からのエピソードの後編。 円生の展覧会の行方と、佐田さんと智花さんの結婚に敦子さんが反対する理由、清貴の過去の因縁など色々と明かされてスッキリしたような気持ち半分、新たなモヤモヤ半分というところ。 清貴の因縁で登場し出した人物はまた、次回以降でも清貴と円生に絡んでくるのかな? このシリーズにしては甘い雰囲気の清貴と葵のいちゃいちゃシーンが出てくるけれど、ステイやらまっしぐらやらで何だか可笑しくて、甘ったるくなくて読みやすかったかも。 でも清貴の、女性の了承があって男は及ぶことができる、それが生き物として自然ではないか云々の行は良かったな。大切な前提条件であり、そこをふまえてもらえると自分が相手から大事にされている実感も得られると思うし。 清貴の、こういうところがスマートさと安定感に繋がるのかな。今や見た目が綺麗なだけでは、なかなか魅力を感じにくいので。 葵の成長と進歩、まわりの人たちの変化にシリーズもぼちぼち終わりが見えてきている気がする。 みんな幸せでほっこりできるような展開になってくれると嬉しいけれど、相変わらずこの巻も漢字のルビが怪しいところが目についた。 佐藤浩史は「こうじ」(120頁)なのか「ひろし」(251頁)なのか?こうじだと思ってたら、ひろしだったのか? 禁忌のルビに「きんぴ」ってふってあるけれど(253頁)、「きんき」ではないの?とか。 途中何度か、そんな感じでもやっとするので、それが無ければいいのに、と思う。
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葵ちゃんキュレーターとしてデビューの巻。 前巻から引き継ぎ、敦子さんが結婚に反対してるのはなぜ?という小松探偵事務所のお話と合わせ技。 新たな敵を登場させておいて、いったん完結という感じ。 主要メンバーは安定のイチャイチャ無敵っぷり。 円生が少し吹っ切れて良かった。 けど。 人...
葵ちゃんキュレーターとしてデビューの巻。 前巻から引き継ぎ、敦子さんが結婚に反対してるのはなぜ?という小松探偵事務所のお話と合わせ技。 新たな敵を登場させておいて、いったん完結という感じ。 主要メンバーは安定のイチャイチャ無敵っぷり。 円生が少し吹っ切れて良かった。 けど。 人称のバラつきが気になる。 葵の一人称のときはいきなり「私」で説明が始まり、三人称、つまりは葵がからまないシーンはどんどん増えていて、違和感がものすごい。 三人称のなかでも主役がころころ入れ替わっていて、その場その場で感想を述べる人の人称にしているだけ、とても雑に感じた。 人称を統一しない、という新たな挑戦なのかもしれないが、一人称と三人称の乱用は文章構成でいちばん避けるべき基本だと思う。 あえてそこにチャレンジするなら、読者が違和感を持たない程度にこなしてもらいたい。
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円生の展示会と佐田&智花を引き裂こうとする敦子さんの謎の巻が完結しました。円生を慕っていたユキちゃんも出てきたり、葵の卒業後の進路が決まったりと、かなりお話的にはまとまってます。 全体100とすると、 京都案内 10/小松探偵事務所問題解決 20/葵展示会奮闘 10/円生の感情い...
円生の展示会と佐田&智花を引き裂こうとする敦子さんの謎の巻が完結しました。円生を慕っていたユキちゃんも出てきたり、葵の卒業後の進路が決まったりと、かなりお話的にはまとまってます。 全体100とすると、 京都案内 10/小松探偵事務所問題解決 20/葵展示会奮闘 10/円生の感情いつもこじれ気味 30/いつもよりたくさんイチャイチャ 20/続きへの布石 10
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展覧会のシーンが幻想的な様子などが伝わりやすく印象的なのが良かったのとそれぞれの悩みに対する態度が変わっていく所が面白かった。
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南禅寺の水路閣での清貴と円生が対峙するシーンは圧巻でしたね。円生のことをあそこまでズバリ言い当てる清貴の洞察はスゴイの一言。ある意味似たところがある二人の間柄だからこそなのかもしれませんが。 そして本作の脇役の一人でもある田所博樹もどことなく円生と似た”底辺”でもがく人間の臭さ...
南禅寺の水路閣での清貴と円生が対峙するシーンは圧巻でしたね。円生のことをあそこまでズバリ言い当てる清貴の洞察はスゴイの一言。ある意味似たところがある二人の間柄だからこそなのかもしれませんが。 そして本作の脇役の一人でもある田所博樹もどことなく円生と似た”底辺”でもがく人間の臭さを持っているキャラでした。最後は呪いの真実を知って、前向きに生きようとするきざしがみえ、ここも劇中の円生の姿とちょっぴりダブりますね。
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画家として再出発した円生の展覧会を家頭邸で開催する事になり、葵はキュレーターとして張り切っていた。そんな中、円生から展覧会を中止して欲しいと言われ… 円生の画家としての葛藤や幼馴染のユキとの再会。今回の事で円生も本当の意味で動き出しそうですね。 そして、あの一件からラブ度が上がったホームズと葵。絆が一層強まったみたいで、案外卒業したら即入籍しそう… 卒業後の進路も決まり、葵のこれからの成長が楽しみです。
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