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あたしたちよくやってる の商品レビュー

3.8

19件のお客様レビュー

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2022/11/10

ファッションによって、自己表現をしたりする意味がよくわからない感覚だ。1980年生まれの作者と20歳ほど年が離れているので、空気感や生きてきた環境、これまで見てきた物が異なる。出てくる固有名詞も、馴染みが少ない。そのため、自分としては、共感しづらい作品だった。ただ、女性への固定概...

ファッションによって、自己表現をしたりする意味がよくわからない感覚だ。1980年生まれの作者と20歳ほど年が離れているので、空気感や生きてきた環境、これまで見てきた物が異なる。出てくる固有名詞も、馴染みが少ない。そのため、自分としては、共感しづらい作品だった。ただ、女性への固定概念に苦しめられていることが書かれていて、男の自分が感じられないものなので、興味深かった。

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2022/05/03

「女性らしくてはなく、自分らしく」は心に留めておきたい言葉。もちろん男性に替えても。 ドラえもんを題材にした二次元小説 50歳の誕生日を迎えた自動運転で職を失う人 ハッとする瞬間がいくつもあった

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2022/04/30

短編小説、エッセイ等々が不規則に並べられた新しい形の本だった。 とにかく話の数が多く、様々な女性の視点で物語を読むことができて面白かった。 男と女でお互いに理解しようと思ってもどうしても難しい部分はあるのだと考えさせられた。 また性別で一括に性質が同じというわけでもないので、結局...

短編小説、エッセイ等々が不規則に並べられた新しい形の本だった。 とにかく話の数が多く、様々な女性の視点で物語を読むことができて面白かった。 男と女でお互いに理解しようと思ってもどうしても難しい部分はあるのだと考えさせられた。 また性別で一括に性質が同じというわけでもないので、結局は一人ひとりの人となりを理解して歩み寄れるように努めるのが大事なのだと思った。

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2024/04/29

山内マリコさん作品記録10 今までの短編集とは違う、新しいスタイル。 どのお話も惹き込まれる部分があって 一瞬で読んでしまった。 特に 【超遅咲きDJの華麗なるセットリスト全史】 が良かった。 何気ないフレーズでちょっと泣いた。

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2022/03/05

このタイトルと、表紙の絵が好き。 そして中身も面白かった。 「自分らしく生きることを決めた女の目に涙」 自分らしく生きているはずなのに、誰かの期待にこたえられていないと落ち込むのは何故なのか。 「きみは家のことなんかなにもしなくていいよ」 細部にわたって私の理想とする生活がそ...

このタイトルと、表紙の絵が好き。 そして中身も面白かった。 「自分らしく生きることを決めた女の目に涙」 自分らしく生きているはずなのに、誰かの期待にこたえられていないと落ち込むのは何故なのか。 「きみは家のことなんかなにもしなくていいよ」 細部にわたって私の理想とする生活がそのまま描かれていて驚愕。あまりに思い当たりすぎて、ちょっと恥ずかしくなった。

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2022/02/01

女性が主人公の短編小説とエッセイが混ざって収録されている面白い形態の本。 短編小説は所々に女性としての生きづらさとか、年齢にとらわれて素直に感情を表せない不快感があって、色々な読後感を味わえる。 エッセイは作者の好きなもの、好きなことへの着眼点、執着心が面白い。 時々、勇気づけら...

女性が主人公の短編小説とエッセイが混ざって収録されている面白い形態の本。 短編小説は所々に女性としての生きづらさとか、年齢にとらわれて素直に感情を表せない不快感があって、色々な読後感を味わえる。 エッセイは作者の好きなもの、好きなことへの着眼点、執着心が面白い。 時々、勇気づけられる言葉もあって、こんなふうに自分らしく生きられるっていいなって思わせてくれる。

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2021/11/28

小説は共感できるが故にしんどくなってしまう部分が多かったが、そのしんどさを紛らわすかのように良いテンポでエッセイが組み込まれていて、作者は勿論のこと編集さんにも大きな拍手を送りたい。 しずかちゃんの話は唸ったなぁ〜。

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2021/10/29

山内マリコさんのエッセイや短編小説をまとめた一冊です。女性が「山あり谷あり、一生懸命にハツラツと」日々を過ごし乗り越える姿が清々しく、面白いなあと一気に読んでしまいました。私って変なやつ?と思いつつ、試行錯誤する姿も(読んでいる側からすれば?)楽しくて、元気がもらえました。最後に...

山内マリコさんのエッセイや短編小説をまとめた一冊です。女性が「山あり谷あり、一生懸命にハツラツと」日々を過ごし乗り越える姿が清々しく、面白いなあと一気に読んでしまいました。私って変なやつ?と思いつつ、試行錯誤する姿も(読んでいる側からすれば?)楽しくて、元気がもらえました。最後に収録されていた「超遅咲きDJの華麗なるセットリスト全史」のヒサコさんのように生きられたら、何て楽しいだろう!とわくわくするのでした(* ´ ▽ ` *)なんだかつまらないなあと思った時に読み返して、わくわくした気持ちを充電したいなと思います。

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2021/10/19

誰にも邪魔されず自分と向き合う、「穏やかな孤独」がすきだ、というところがよかった。自分がいいと思っている感覚をこれ以上ないくらいぴったり言語化してくれて常常気持ちがいいなあと、山内マリコさんの本を読むたびに、思う。「あのこは貴族」がそうだけれど、女性同士を敵対させることなどでぱっ...

誰にも邪魔されず自分と向き合う、「穏やかな孤独」がすきだ、というところがよかった。自分がいいと思っている感覚をこれ以上ないくらいぴったり言語化してくれて常常気持ちがいいなあと、山内マリコさんの本を読むたびに、思う。「あのこは貴族」がそうだけれど、女性同士を敵対させることなどでぱっと見でおもしろくするのではなく、かといって、そうそうそう!わかる!という安易な共感をさそうようでもなく、女性とはただそうである、みたいに描いている。ところがすき。

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