自閉症の画家が世界に羽ばたくまで の商品レビュー
障がい者支援を生業とするものとして…お母様お父様の療育に深く尊敬の念を抱くと共に、自閉症であろうとなかろうと、嘉成さんが素晴らしい才能のある「画家」であると感じました。私の周りにいる愛しい自閉症とされる人たちを思い、いつか「自閉症の」という枕詞がない世界になったらいいなあと思いま...
障がい者支援を生業とするものとして…お母様お父様の療育に深く尊敬の念を抱くと共に、自閉症であろうとなかろうと、嘉成さんが素晴らしい才能のある「画家」であると感じました。私の周りにいる愛しい自閉症とされる人たちを思い、いつか「自閉症の」という枕詞がない世界になったらいいなあと思いました。
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打算がない分ダイレクトに心に響く絵になるのかな。配色もビビットでカッコいい。ご両親の体当たりの育児の賜物なのだろうなと思いました
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障害のある子ども達とかかわっている1人の教師として、この本を読んだ時、改めて障害のある子どもを育てる両親の葛藤や苦悩、それに勝るほどの喜びなどを感じることができた。 「自閉症児の療育は2歩進んで3歩下がる」 昨日できていたことが、今日はできない、明日はできるかもしれないが、そ...
障害のある子ども達とかかわっている1人の教師として、この本を読んだ時、改めて障害のある子どもを育てる両親の葛藤や苦悩、それに勝るほどの喜びなどを感じることができた。 「自閉症児の療育は2歩進んで3歩下がる」 昨日できていたことが、今日はできない、明日はできるかもしれないが、その先は分からない。だからこそ、できるようになった時の喜びはとてつもない。 私が障害のある子ども達とかかわる中で、特に嬉しい光景は、できなかったことができるようになった彼らの姿を見ることである。 この本を通じて、障害のある子ども達の親、周りの人たちがその子にどれほどの願いを、気持ちを込めているのか改めて知ることができた。 読みながら泣いてしまうこともあった。 教師として1人ひとりの子ども達にかかわることができる時間は限られている。その限られた時間の中で何ができるのかを常に考える必要があると感じる。 何をするかも大事だが、何ができるかを考えてみようと思う。
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