新 田中角栄名語録 の商品レビュー
昨今再注目されている稀代の名政治家”田中角栄”の語録集です。 当時は”政界のブルドーザー”などといった異名を持っていましたが ブルドーザーとはかけ離れた 緻密で繊細、おおらかで人情味の厚い そんな人柄が垣間見ることの出来る一冊です。
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田中角栄の本は2冊目だ。 政治家とか、権力者とか大嫌いなはずなのに、 なぜ田中角栄に惹かれるのだろうか。 カネをきれいにつかえるようになって一人前。 駕籠に乗る人、担ぐ人、そのまた草鞋をつくる人。 社会は下で支える人で成り立っている。 仕事をすれば批判があって当然だ。 何も...
田中角栄の本は2冊目だ。 政治家とか、権力者とか大嫌いなはずなのに、 なぜ田中角栄に惹かれるのだろうか。 カネをきれいにつかえるようになって一人前。 駕籠に乗る人、担ぐ人、そのまた草鞋をつくる人。 社会は下で支える人で成り立っている。 仕事をすれば批判があって当然だ。 何もしなければ責任回避を見抜かれるだけ。 人間はみな出来損ないだ。神様みたいな人はいない。その出来損ないの人間を愛せるかどうか。 確固たる意志、親分肌、明晰な頭脳、ブルドーザーのような実行力、人間味、人への思いやりの深さ… 自分にないものをたくさん持っているから、 やはり憧れるんだろう。 ロッキード汚職事件で倒れたんだから、 悪いこともたくさんやったのかもしれないけど、この人のことだから、きっと国のためを思ってやったんだろうな。 角さんが生きてたら、きっと会いに行ったと思う。
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