哲さんの声が聞こえる の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
加藤登紀子が好き コンサートにも行ったしCDも持っている そして 中村哲医師を尊敬する そんな言葉では足りないけれど こういう一冊に書いてくださってありがとうございます 加藤登紀子さん プロローグに「途方に暮れながらも、与えられた時間を素晴らしく生きたいと願うあなたに贈ります。」とある 忘れてはいけませんよね、アフガニスタンのことも 目の前のことに追われていても 見つめていたいです 本来豊かだった国がどうしてこうなってしまったのか、 読みたかった本をやっと読みました ≪ 哲さんは アフガンの光 見て信じ ≫
Posted by
中村哲医師のことは、恥ずかしながら、あの悲しい事件が起きるまでは知りませんでした。 いつか中村さんに関する本を読んでみようと思っていたところ、いつもの図書館の新着本リストの中で見つけたので手に取ってみました。 著者は、中村さんと親しくお付き合いのあった歌手の加藤登紀子さん。...
中村哲医師のことは、恥ずかしながら、あの悲しい事件が起きるまでは知りませんでした。 いつか中村さんに関する本を読んでみようと思っていたところ、いつもの図書館の新着本リストの中で見つけたので手に取ってみました。 著者は、中村さんと親しくお付き合いのあった歌手の加藤登紀子さん。中村さんの見事なまでの足跡を伝える彼女の穏やかな筆致が、中村さんが大切にしたアフガンの人々への想いとともに心に沁み入ります。
Posted by
ホンモノの生き方をした人を知っていくことは、 人生を真っ当に生きていくために、 とっても大切なこと。 〈本から〉 「アフガニスタンからアジアが、そして世界が見える」 「目を射る純白のテイリチ・ミールは、神々しく輝いている」 「予防に勝るものはない」 「この白い峰々の下で人々は...
ホンモノの生き方をした人を知っていくことは、 人生を真っ当に生きていくために、 とっても大切なこと。 〈本から〉 「アフガニスタンからアジアが、そして世界が見える」 「目を射る純白のテイリチ・ミールは、神々しく輝いている」 「予防に勝るものはない」 「この白い峰々の下で人々は生まれ、生活し、そして死んでゆく。幾千年も変わらぬこの単調なたたずまいは、変化に疲れた我々の心をすがすがしくする」 「誰も行かないから、我々が行くのだ」 「せめて私たちは、虚構の上塗りをせず、敢えて動かぬ石でありつづけましょう」 「病気は後でも治せる。まず生きておりなさい。」 「アフガニスタンでは金はなくても生きらるrが、雪がなくては生きて行けない。」 「自衛隊派遣は有害無益」 「百の診療所よりも一本の用水路を。」 「水路は後で治せる。人命が先だ!」 「いかに強く作るかよりも、いかに自然と折り合うか」 「自然の理を知るとは、人間の技術の過信を去ることから始まる」 「主役は人ではなく大自然である。人はそのおこぼれに与って慎ましい生を得ているに過ぎない。」 「豊かさの考え方を変えないといけません。無限に経済成長が続くことはあり得ないのに、多くの人が夢から覚めない。小さなコップの中で議論していて、干ばつや震災、自然の巨大な動きも、科学と経済力で何とかなると信じてる。」 「我々の歩は牛のようにのろい。牛どころか、・・・『まるで氷河の流れの如く』である。」 「悪をなす者がこの世を滅ぼすのではない。それを見ていて何もしない者たちが世界を滅ぼすのだ」(アインシュタイン) 1 一隅を照らす 天台宗 最澄 2 どうやって溶け込んできたか、ということですが、これは肌で感じないと わからない。水に放り込まれた子どもが、必死で泳ぎを覚えるのと同じなんです。 3 ものを持てば持つほど、金を持てば持つほど、一般に顔が暗くなる。 4 ステータスに振り回されなければ、もっと自由に生きられる。 5 農業がある限り人間は生きていける。電化製品は食えないけれど、 札束はやがて薪にしかならなくなるけれども、食べ物さえあれば人間は 生きていける。 6 いかに少ないお金で、いかに多くの人に恩恵をもたらすか。 7 90パーセントの事実が1%の事実と等価にされてしまう。日本全体がかくも嘘で固めた情報に動かされている。 8 自分たちの生命、暮らしをどのようにして守るかは、自分自身で考えていかなければならない。 9 人はしばしば勝手に、自分で生きているように考える。だが、生かされている のだ。 10 正義・不正義とは、明確な二文法で分けられるものではない。敢えて 「変わらぬ正義」と呼べるこのがあるとすれば、それは弱いものを助け、 命を尊重することである。
Posted by
登紀子さんの目線による、中村哲さん入門。どうして彼が偉大だったかが分かる。クリスマスイブのエピソードが重要だと感じた。
Posted by
- 1