わたしのなつかしい一冊 の商品レビュー
(2024/6/19返却) ブグログ登録者の本棚に登録されているのを見て、気になって借りた本。タイトル通り、作家、評論家、哲学者など50名の執筆者の懐かしい本を思い出と共に綴られている。 大好きな益田ミリさんの名前もあったし、角田光代さんや津村記久子さんなど、よく読む作家さんもい...
(2024/6/19返却) ブグログ登録者の本棚に登録されているのを見て、気になって借りた本。タイトル通り、作家、評論家、哲学者など50名の執筆者の懐かしい本を思い出と共に綴られている。 大好きな益田ミリさんの名前もあったし、角田光代さんや津村記久子さんなど、よく読む作家さんもいたので。 しかし、やっぱり誰かのオススメの本をまとめている本は私には合わなかった。特に文章の建て方が合わない執筆者に当たると、その先を読む気持ちが失せてしまう。これまでも同じことを何度もしている。 今も似たような本((株)キノブックス発行「本なんて!」)を読んでるけど、どうにかそちらは読めそう。
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50人の執筆者による「なつかしい本」の紹介エッセイ集。海外作品を好む人が多いと思った。若い人達が読みたい本を探すのに参考になるのではないだろうか。
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なるほどねぇ。名を成した人に選ばれし本は、さすがのものばかり。同じ本を読んでも、与える影響は、異なるものと実感。改めて本の素晴らしさを思う。
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新聞のコラムを纏めたもの。自分にとって忘れられない一冊を様々な人が紹介する。 児童書が度々顔を覗かせるのにニコリとし、難しい本を読んで難しいことを考える人が多いなと難しい顔をする。娯楽小説を挙げる人は少ない。 寄藤文平による挿絵が秀逸。
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毎日新聞の連載。作家さんたちの思い出の一冊。いろんな人の本にまつわる話を聞くのはおもしろい。特に子どもの頃に出会った本は強く残るだろうなと思う。気になる本がちらほら。寄藤さんの挿絵とオール藍色な作りが味があってまたいい。
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こういう誰かにとってのなつかしい一冊や大切な本について書かれたものが好きなので、とても楽しく読めた。 有名な一冊もあれば初めて知る本もあったけれど、本の紹介とともに語られる選者である作家の方々の思いを読んでいるうちに、一緒に記憶を辿っているような感覚になり、胸の奥がすーんとする...
こういう誰かにとってのなつかしい一冊や大切な本について書かれたものが好きなので、とても楽しく読めた。 有名な一冊もあれば初めて知る本もあったけれど、本の紹介とともに語られる選者である作家の方々の思いを読んでいるうちに、一緒に記憶を辿っているような感覚になり、胸の奥がすーんとするような気持ちになった。 特別な本との出会いというのは、一回読んだだけで心を鷲掴みにされる場合もあれば、気がつけばいつの間にか心の奥にあったと後から気付く場合など様々だと思う。だけどそれは出会おうと思って出会えるものではなくて、いつどんな本が自分にとっての特別な一冊になるかわからないところが、素敵だなと思った。 それにしても、魅力的な本が多くて読みたい本が増えたけど、私にとってのなつかしい本もまたゆっくり読み返したいし、時間が足りなくて今とても焦燥感に駆られています。
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誰にどんなふうに紹介されるかで 本との出会いも変わってくる気がする。 本書は、案内書としても、 それぞれの紹介者のエッセイとしても とても読んでいて楽しい内容だった。 国木田独歩「運命」 モーム「雨・赤毛」 カレル・チャペック「長い長いお医者さんの話」 鏑木清方「紫陽花舎随筆...
誰にどんなふうに紹介されるかで 本との出会いも変わってくる気がする。 本書は、案内書としても、 それぞれの紹介者のエッセイとしても とても読んでいて楽しい内容だった。 国木田独歩「運命」 モーム「雨・赤毛」 カレル・チャペック「長い長いお医者さんの話」 鏑木清方「紫陽花舎随筆」 佐伯一麦「ヘンリ・ライクロフトの私記」 「リチャード・ブローティガン詩集-突然訪れた天使の日-」 は、是非とも読んでみたいと思った。
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窓際のトットちゃん、ドクトルマンボウなど有名な児童文学作品が著名な作家さんらに紹介されている、紹介文の文集です。懐かしく読みました(^^) 時代を巻き戻して、窓際のトットちゃんを、今度は書く側から考察してみようと思いました。
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紹介者の方々がユニークかつ、エピソードもユニーク。自分なら何を選ぼうか。 「ちいさいおうち」バージニア・リー・バートン、やな。 紹介された本で気になったのは、 ・オオカミに冬なし ・ヴェニスに死す ・射程 ・さむけ ・アイデアのつくり方 ・楡家の人々 ・時間と自由 ・チェゲバラ...
紹介者の方々がユニークかつ、エピソードもユニーク。自分なら何を選ぼうか。 「ちいさいおうち」バージニア・リー・バートン、やな。 紹介された本で気になったのは、 ・オオカミに冬なし ・ヴェニスに死す ・射程 ・さむけ ・アイデアのつくり方 ・楡家の人々 ・時間と自由 ・チェゲバラ モーターサイクル南米旅行日記
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毎日新聞の「今週の本棚」の中の「なつかしい一冊」というコラムを集めたもので、人気作家さんなど50人が紹介する50冊。 大きめの文字表記に、寄藤文平さんの絵が素敵なブックガイドです。 ちょっと難しそうな本もあったりして、共に懐かしく思う本は少なかったけど、好きな作家さんが、昔の...
毎日新聞の「今週の本棚」の中の「なつかしい一冊」というコラムを集めたもので、人気作家さんなど50人が紹介する50冊。 大きめの文字表記に、寄藤文平さんの絵が素敵なブックガイドです。 ちょっと難しそうな本もあったりして、共に懐かしく思う本は少なかったけど、好きな作家さんが、昔の記憶とともに懐かしんで愛おしそうに紡ぐ言葉に誘われて、読んでみたいな、と思わされたり。 一番心に残ったのは、佐伯一麦・選『ヘンリ・ライクロフトの私記』ギッシング=作の 〈人類を破滅から救いだす力の大部分は、静かにものを思う生活から生じる〉という言葉。 〈静かにものを思う生活〉のなかには、心に問いかけや共鳴をもたらす〈読書〉というものも含まれているのではないかな、と思ったりしました。
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