貧困パンデミック の商品レビュー
貧困対策において「ハウジングファースト」(住居支援第一主義)を掲げる著者コロナ禍での活動報告。自助・共助および貸付中心のわが国の姿勢に「政府はあるのか」と糺す。
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2020年春~2021年春までの1年間のコロナ禍の日本の貧困事情が描かれたノンフィクション。路上生活者がいなくなりネットカフェで暮らすようになり、緊急事態宣言でネットカフェに休業要請がだされたことで、行き場がなくなったりといろいろ知らなかった日本の貧困の実態が理解できた。生活保護...
2020年春~2021年春までの1年間のコロナ禍の日本の貧困事情が描かれたノンフィクション。路上生活者がいなくなりネットカフェで暮らすようになり、緊急事態宣言でネットカフェに休業要請がだされたことで、行き場がなくなったりといろいろ知らなかった日本の貧困の実態が理解できた。生活保護の利用を拒否する最大の要因である扶養照会(身内への問い合わせ)の問題は奥深いなと思ったし、貧困対策としてここの改善が急務だと思った。
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コロナ禍は、元々あった貧困問題を可視化させた。長年、住居支援を中心に困窮者支援に取り組んできた著者が、コロナ禍の生活困難層への支援活動をとおして、当然の権利である、すべての人に健康で安全な生活が確保されるため必要な政策について提言する。いかに公助が立ち遅れているか、よくわかった。
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国立女性教育会館 女性教育情報センターOPACへ→https://winet2.nwec.go.jp/bunken/opac_link/bibid/BB11503775
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コロナ禍の記録。 元からあったことの顕在化。 公助を使わせたくないという意思を感じてしまう。 ハウジングファーストの徹底の重要性。 見知らぬ人との相部屋で、どうやって心身を休めて先のことを考えられるのか。
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見えない貧困に対して見えるように活動していることと、改めて生活保護を貰うことは躊躇うことでないことを知ってもらうのには良いと思うけど、国レベルで変わっていくのは時間がかかるだろうな。コロナウイルスが終息して次の感染症が流行する時も変わってなさそうだ。
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公的補助の欠如について民間の活動の限界を踏まえた発言。 コロナ下でますます厳しい住宅弱者の人々を救済する術を訴えている。 特に外国からの移民はどうなるのか政府の対応に注目したい。
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パンケーキおじさんが頓珍漢な発言をしたばかりに、コロナ禍においても「公助」が眠ったままである。 著者は政府や行政にとって、耳が痛い発言と行動を続けている。 「ハウジング・ファースト」まずは「ハウスレス」を解消し、健康状態を整え、仕事を得て、人と繋がり「ホーム」を得ることの大切さを...
パンケーキおじさんが頓珍漢な発言をしたばかりに、コロナ禍においても「公助」が眠ったままである。 著者は政府や行政にとって、耳が痛い発言と行動を続けている。 「ハウジング・ファースト」まずは「ハウスレス」を解消し、健康状態を整え、仕事を得て、人と繋がり「ホーム」を得ることの大切さを理解できる社会にしたいと、強く思わせれました。 今の生活ができているのは「運が良い」からだ、それくらいの心持が丁度良いと思う。そして「運が悪い」人に少しくらい運を分けても良いのではないか。ボランティアや寄付という手段がある。
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