宮廷を追放された小さな魔導具屋さん の商品レビュー

鬱沢色素(著者),よん(イラスト)

2022/09/28

魔法使いの能力に見切りをつけられて宮廷から追い出されたヒナ。前世の記憶をフル活用した魔導具は、多くの人から喜ばれていたのにそれを理解されていなかったのが悲しくなる。それでも、宮廷を出てからアーヴィンたちと過ごす姿を見ると、結果的には良かったのかも。と思えた。ヒナの作った道具で素直に驚いて、褒めてくれるアーヴィンとシーラは楽しいし。まだまだ本人さえ自覚していない力がありそうなヒナ。今後どんなことをしていくのか楽しみ。また、宮廷からの邪魔はありそうだけど、家族のようになったアーヴィン達と離れることがないといいな。と思った。