虫のぬけがら図鑑 の商品レビュー
昆虫などの幼虫やさなぎが脱皮した後の抜け殻と、幼虫と成虫の姿を紹介する本。お馴染みのセミやトンボ、チョウなどの抜け殻から始まって、普通には見かけない種も掲載され、掲載種は約300種。種によっては抜け殻を土中や水中に残したり、何なら食べてしまったりするので、飼育して採取したものも含...
昆虫などの幼虫やさなぎが脱皮した後の抜け殻と、幼虫と成虫の姿を紹介する本。お馴染みのセミやトンボ、チョウなどの抜け殻から始まって、普通には見かけない種も掲載され、掲載種は約300種。種によっては抜け殻を土中や水中に残したり、何なら食べてしまったりするので、飼育して採取したものも含まれる。何というか執念のようなものを感じてすばらしい。 色々な抜け殻が見れていちいち楽しかったが、アカボシテントウ系の抜け殻のデザインがやっぱり好きだったのと、光沢のあるカメムシの抜け殻は、殻でも光沢を保っていたのが印象的。 あとは最後に載っていたザトウムシの抜け殻。あのほそっこいのは脱皮で大きくなっていたのかと少し驚いた。
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興味としてはヨコヅナサシガメが2cm以上にもなることを知っており、何回脱皮するのだろうということを知りたくて読みました(5回脱皮するようです)。 でも、読んでみてびっくり。昆虫のみならず蜘蛛やザトウムシとかも脱皮するんですね。それこそ、世の中の昆虫はみな脱皮すると知り驚きです。...
興味としてはヨコヅナサシガメが2cm以上にもなることを知っており、何回脱皮するのだろうということを知りたくて読みました(5回脱皮するようです)。 でも、読んでみてびっくり。昆虫のみならず蜘蛛やザトウムシとかも脱皮するんですね。それこそ、世の中の昆虫はみな脱皮すると知り驚きです。よくこんだけ脱皮の殻を集めたもんですねえ。 こういう本があること自体驚きです。著者に脱帽!
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「ぬけがら」と言うと「魂の抜け殻」とか「もぬけの殻」とか、もう本体はどこか別に行ってしまった後の残りもの、不必要なもの、みたいなニュアンスがあるが本書はそんな「ぬけがら」が主役の、豊富な写真をおさめた図鑑。 成虫の写真や生態もちょこっと載ってはいるものの、あくまでメインはぬけが...
「ぬけがら」と言うと「魂の抜け殻」とか「もぬけの殻」とか、もう本体はどこか別に行ってしまった後の残りもの、不必要なもの、みたいなニュアンスがあるが本書はそんな「ぬけがら」が主役の、豊富な写真をおさめた図鑑。 成虫の写真や生態もちょこっと載ってはいるものの、あくまでメインはぬけがら。 特にセミやチョウは頁数も多く、ちょっと胸焼けするくらい沢山の種が載っている。 しかし、よく見分けられますね…。素人には難解。 とりあえずオンブバッタのぬけがらの写真がきれいでかわいい。 ゴキブリが載っている事に少々腰が引けたが、ヒメマルゴキブリはダンゴムシとそっくりで不覚にもちょっとかわいいと思ってしまった。「ひめまるごきぶり」とひらがなで書くと何故か許せる気がする。 気のせいかもしれないが。 ただ、この本の実用性の程ははかりかねる。 1刷 2021.9.22
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書名の通りの内容。セミからトンボ、カブトムシからアゲハ、タガメ、クモにいたる様々な「虫」の抜け殻を集めた図鑑。この手の図鑑がいままでなかったのが不思議。写真はすべて著者自ら収集・撮影したもの(甲虫など地中で脱皮するものは自然でh採集することが難しく、自分で飼育して採集したとここと...
書名の通りの内容。セミからトンボ、カブトムシからアゲハ、タガメ、クモにいたる様々な「虫」の抜け殻を集めた図鑑。この手の図鑑がいままでなかったのが不思議。写真はすべて著者自ら収集・撮影したもの(甲虫など地中で脱皮するものは自然でh採集することが難しく、自分で飼育して採集したとここと)でその労力には頭が下がる。 とりあえず、この時期あちこちで見かけるセミの抜け殻の同定がしたくなること必至。
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