原獣文書(No.10) の商品レビュー
正直完結を見ることを諦めていたけれど、こうして結末を迎えることができて嬉しい。ありがとうございます! なるしまゆりさんの作品はいずれも、哲学的で難解な描写が多いけれど、不思議なことに完結時の読後感はわだかまりのない爽やかさが胸をくすぐる。 それは、作中の主人公を始めとした登場人物...
正直完結を見ることを諦めていたけれど、こうして結末を迎えることができて嬉しい。ありがとうございます! なるしまゆりさんの作品はいずれも、哲学的で難解な描写が多いけれど、不思議なことに完結時の読後感はわだかまりのない爽やかさが胸をくすぐる。 それは、作中の主人公を始めとした登場人物達が、理不尽を味わい厖大な紆余曲折を経てもなお、自ら歩みを進めることを止めない生命の強かさを呈して終わるからだと思う。 ただ、マキヲ!アルビレオを腐海に引き摺り込むんじゃありません!
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雑誌掲載誌当時から追っかけて早幾年…。 無事に終わって何よりです。 …まさか前巻の前フリのペンギンが……。なるほどなるほど。そういうことですか。 相変わらず縺れた人間模様は、なかなかほどけないようですが。 それでも彼らの未来は続いていく。 彼らの冒険に幸あれ。
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