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ぼくの弱虫をなおすには の商品レビュー

4.1

25件のお客様レビュー

  1. 5つ

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2024/03/29

人種差別や当時(1976年)の政治について、会話文で小学生にも分かりやすく説明されていて、良かった。日本の子ども達には全くと言っていいほど身近にない事柄だけに、ぜひ読んでほしい。 テレンスが子どもの頃に経験した事には涙が出た。 課題図書、納得。

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2023/12/30

弱虫を直すというシンプルで共感しやすいストーリーの中で、人種差別や貧困問題、1970年代というテーマを自然に扱っているところが良かった。

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2023/09/22

これは去年の課題図書です!今年の課題図書は予約いっぱいで、図書室では借りにくいのですが、前の年となると一気に借りやすくなるwそれに課題図書は間違いないから嬉しい!これは弱虫をなおしていこうとする物語なんですが、そこに隠された作者のメッセージが凄い好きです…!まじで読んでもらいたい...

これは去年の課題図書です!今年の課題図書は予約いっぱいで、図書室では借りにくいのですが、前の年となると一気に借りやすくなるwそれに課題図書は間違いないから嬉しい!これは弱虫をなおしていこうとする物語なんですが、そこに隠された作者のメッセージが凄い好きです…!まじで読んでもらいたい。あとこれ、実際のアメリカの歴史の中が舞台なんです!ノンフィクションの中にフィクションをうまーく練り込む作者様は尊敬

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2023/05/28

補修校(現在アメリカ在住)の図書館の本棚に並んでいて、借りた本。 タイトルからは想像しなかった内容でした。人種差別、貧困、いじめなどの問題が盛り込まれた子供にも理解しやすいお話。 訳者のあとがきに、原題は”The Liberation of Gabriel King”で、直訳...

補修校(現在アメリカ在住)の図書館の本棚に並んでいて、借りた本。 タイトルからは想像しなかった内容でした。人種差別、貧困、いじめなどの問題が盛り込まれた子供にも理解しやすいお話。 訳者のあとがきに、原題は”The Liberation of Gabriel King”で、直訳すると「ゲイブリエル・キングの解放」と書かれていました。それを「ぼくの弱虫をなおすには」と意訳できるのがすごい!このタイトルだからこそ、読んでみようと思った本でした。 子供達にも読んで欲しいと思うけど、多分読まないでしょう。

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2023/05/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

イギリスから独立して二百年めに当たる1976年夏のアメリカ合衆国、人種差別の撤廃に力を注いだジミー、カーターが大統領選に立候補した年です。主人公のぼく、ゲイブリエルは5年生にはならないと決心しています。5年生になると1学年上の上級生と同じ校舎に通うことになるのです。この上級生デュークも含め、ゲイブリエルには怖いものがたくさんありますが、親友の黒人の女の子フリークは、その怖いものを一つずつ無くして一緒に5年生になろうと言います。 夏休みの間の一つずつ怖いものをなくすふたりの作戦は、大人たちの黒人差別と戦う活動のきっかけになってしまいます。それでもどうしても5年生になる勇気のもてないゲイブリエルはついにフリークと喧嘩してしまいます。 フリークと会えずに一人で過ごすゲイブリエルは、苦手だった牛を話し相手にするまでになりますが、フリークの怖いものリストを見て、大切なことに気が付きます。 子供の生活の背景に、貧困や大人の黒人差別などの社会問題も大きく関わってきています。爽快に解決!とはなっていませんが、解決への勇気が湧いてくる物語。

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2023/03/27

読むのに時間かかったけど、読みがいあった。 最初は主人公の弱虫を治すだけの話だったけど、 黒人への差別など話が膨らんでいく。 4年生向けかな。内容的に。

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2023/02/19

人種差別はいまだになくならないと聞く。 もっと深く知りたいと思った。 物語ももう少し厚みがあれば良かったなーと思う。

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2022/12/20

主人公のゲイブリエルは、大の弱虫です。 そのゲイブリエルの弱虫をなくそう!と大親友のフリータは計画します。 さて、フリータの計画は成功するのでしょうか? 登場人物の心情、性格などを注目して、読んでみてください!読んでみたら、得しますよ? 絶対に誰が読んでも面白いですよ!?

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2022/10/16

白人でトレーラハウスに住む四年生の気の弱い男の子ガブリエルと、黒人で牧師の父親を持つ裕福な気の強い女の子フリータの物語。 時代はアメリカの独立200周年目にあたる1970年代。ジミーカーターが大統領戦に出る頃。 黒人の女の子が、白人の差別主義者に酷い言葉を投げられたことが話しのク...

白人でトレーラハウスに住む四年生の気の弱い男の子ガブリエルと、黒人で牧師の父親を持つ裕福な気の強い女の子フリータの物語。 時代はアメリカの独立200周年目にあたる1970年代。ジミーカーターが大統領戦に出る頃。 黒人の女の子が、白人の差別主義者に酷い言葉を投げられたことが話しのクライマックス。どうしても話が通じない相手に対して、仲間たちと手を取り合って団結する〔貧富、人種関係なく〕というエンディング。 黒人の女の子は気を強く持たなければ生きていけないし、彼女の怖いものリストに入ってるのはとても切ないものばかり。アメリカで黒人として生きることは、本当にハードなことなんだなあ。 中学生くらいからかな。内容的に。

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2022/09/15

貧乏で身体も小さくて怖いものだらけの白人のゲイブリエルと経済的に裕福で身体も大きく活動的なフリータ。子どもは純粋だから、大きく思えるような差も乗り越えて親友になれる。 未だ続く人種差別の問題を子どもの視点から捉えてるので、疑問も素直で素朴。少しずつ人種差別の現状を理解してこれから...

貧乏で身体も小さくて怖いものだらけの白人のゲイブリエルと経済的に裕福で身体も大きく活動的なフリータ。子どもは純粋だから、大きく思えるような差も乗り越えて親友になれる。 未だ続く人種差別の問題を子どもの視点から捉えてるので、疑問も素直で素朴。少しずつ人種差別の現状を理解してこれから先を考える所も純粋でシンプルなので、明るい未来を期待させてくれた。 それにしてもジミー・カーターの生い立ちとか大統領時代の仕事ぶりとか、私は呆れるほど無関心だったなと思う。

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