もういちど の商品レビュー
<目次> 略 <内容> 久しぶりに読みました…そろそろネタ切れかな?また若だんな(一太郎)が赤ちゃんになっちゃった…。急速に復活しながら、元気に活発に活動(剣術なんかも習っちゃったりして…)しながらも、半年で元に戻り、結局は病弱な若だんなに戻るのだが…。この前に『こいごころ』読...
<目次> 略 <内容> 久しぶりに読みました…そろそろネタ切れかな?また若だんな(一太郎)が赤ちゃんになっちゃった…。急速に復活しながら、元気に活発に活動(剣術なんかも習っちゃったりして…)しながらも、半年で元に戻り、結局は病弱な若だんなに戻るのだが…。この前に『こいごころ』読んでたんだね。
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20年もつき合っていると、多少はマンネリ化してしまい、いつものノリに少しうんざりもしてしまい、積読状態にしてしまっていた。 今回もお馴染みの…かと思ったら、あらら、初めて元気な若旦那に出会えてしまった。 にいや達に「思い切り遊べ」などと言われては、こちらもウキウキしてしまう。 だけど、いつもの一太郎にいつかは戻ってしまうのかと考えると、とても不安でもあった。 きっと一太郎も、不安を抱えて遊んでいたのだろうな。 一太郎にはいつも切なさが漂っているのは、先の見えない切なさなのかもしれない。 元気な時に出会った人達と、いつか会えるとよいなぁ。 ところで、栄吉の許嫁、癇癪持ちで我儘で、それでよいの? これからどこか好ましい部分は見つけられるのかしら。 2024/04/29 07:13
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2024年2月11日 まさか赤子になるなんて。 半年以上よく秘密にできたね。 ところであの道場破りはどうなったのだろう。文脈からいけば、正義が勝ったのだろうが。 それともう1人の婿候補、斬られて命は助かったのだろうか?若だんなが直接結果を知ることができないので、読者も知ることができないのかな。 丈夫な幼少期を過ごせて幸せだった思う。 また病弱になる恐れはいかほどだろう。
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一太郎が不思議なことにまきこまれ、今回は赤ん坊に戻ってしまう。 どんどん元気なまま成長し、やがて大人に戻るが、大人になると再び体の弱い一太郎に戻ってしまう。それがかわいそうで悲しい。元気な一太郎では物語にならないのだろうけど、元気なままでいさせてあげたかった。
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天の星の代替わりに巻き込まれ、赤子から育ちなおした10ヶ月。蒼玉が家鳴みたいにしゃべった「われ、いつも蒼いの」 ■もういちど…日照り続きの江戸から避難した根岸の寮、赤子 ■おににころも…深川料理屋へ奉公へ行く勘助と根岸の里で薬草探し、五歳児 ■ひめわこ…姫若子。両国宮地芝居小屋...
天の星の代替わりに巻き込まれ、赤子から育ちなおした10ヶ月。蒼玉が家鳴みたいにしゃべった「われ、いつも蒼いの」 ■もういちど…日照り続きの江戸から避難した根岸の寮、赤子 ■おににころも…深川料理屋へ奉公へ行く勘助と根岸の里で薬草探し、五歳児 ■ひめわこ…姫若子。両国宮地芝居小屋で浪人斬られ屋五郎右衛門から剣術を習う。二枚目役光久、旗本三男総三郎、道場破り ■帰家…若だんな離れへ戻る。栄吉安野屋から三春屋へ戻る。如月屋お多真、番頭徳兵衛。 ■これからも…深編笠。北豊島の村で、雨乞い儀式中に空から落ちてきた龍の石。
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「もういちど」 「病とは関係のない、強い体に生まれてたら。私は、どういう暮らしをしてたんだろ」という切なる願いが10ヶ月だけ叶い、またいつもの病み伏せる日々に戻り、しゃくりあげるまで泣いてしまう終わりが切ない。 身体が元に戻ってからも、時の進み方が早いままあっという間に若だんなが死んでしまったらどうしようと心配しつつ読んでいたら、最後はいつもの若だんなに戻ったので、ホッとしつつも、切ない。 藤兵衛だって元気な息子と一緒に仕事できるのを楽しみにしていたんだなぁ。 仁吉も佐助も、仕事の日々が始まる前に自由に若だんなを遊ばせてあげたいと願っていたのに。 「おににころも」 「われは一回、凄く悪い子に、なってみたかったの」という5歳の若だんなの言葉が胸に刺さる。雷を落とされるのを楽しむなんて! だとしたら、子どもがイタズラや無茶をやって親に怒られることも、そうやって子どもが元気でいられるだけでありがたいことなんだなぁと改めて思う。 若だんなの意識のまま、赤子から育ち直すのを読むことで「可愛いなぁ」と改めて親の気持ちを味わえた。 それにしても、字数まで決められた連載を書き、しかもきっちり五話で話をおさめて本一冊にまとまるように計算して書いておられる畠中さんはやっぱりすごい。
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若だんなが赤ちゃんに戻っちゃった! これからどうなるのー! と思いながら読み進めてました。 攫われた若だんなを助けに仁吉さんが飛んでくるのを思い浮かべたら、かっこいいなーと思った。
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しゃばけシリーズ第20弾。 江戸は日照り続きで、まだ田植え前だというのに夏のような暑さ。 まさに現在の酷暑の夏と重なる。 井戸は涸れ、干ばつで作物はしおれ、味噌は腐り、経済的に大きな打撃を受ける。 若だんなも身のうちに熱を溜めて寝込んでしまった。(あ〜あ、冷房しなきゃダメ!笑) なんでも、この異常は、天の星が代替わりする年に当たっているせいだという。 長崎屋が持っている根岸の寮に避暑に行くことになったが、その途中、若だんなは、代替わりする天の星に接触してしまい・・・? お約束の災難に巻き込まれてしまったのだが、今回はちょっと違った気分で読めた。 健やかに育ってやんちゃする一太郎の少年時代。 おやつもたくさん食べて、庭を走りまわり、友達もできた。 両国で遊び倒し、なんと剣術まで習った。 思い出せば懐かしくて涙する「少年時代」である。 若だんなのような特別な目に遭わなくとも、二度と戻らない過ぎた日々は美しいものだ。 もういちど/おににころも/ひめわこ/帰家/これからも
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今回の若旦那は赤ちゃんから元気な姿でやり直し。 病弱な若旦那もいつも妖に守られ、愛され楽しそうだけれど、健康な体を経験したあとに元通りの生活に戻るのは、自分の幸運をわかっていても泣けてきてしまいますよね。 最後は若旦那を応援したくなってしまいました。
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しゃばけシリーズ、20作目 今作では、若だんなの身体が赤ん坊に時を戻し、一からやり直すという展開に。一年ほどで元の姿に成長していくのだけれど、その間の若だんなは病に臥せることなく、元気いっぱいに外に出歩くという珍しい姿が見られる。逆に、そういう経験を全くすることなく大きくなって...
しゃばけシリーズ、20作目 今作では、若だんなの身体が赤ん坊に時を戻し、一からやり直すという展開に。一年ほどで元の姿に成長していくのだけれど、その間の若だんなは病に臥せることなく、元気いっぱいに外に出歩くという珍しい姿が見られる。逆に、そういう経験を全くすることなく大きくなってきた若だんなのこれまでの人生に切なくなってしまった。また病弱若だんなに戻ってしまったけれど、一度でも経験できたことはきっと良かったはず、と思いたい。
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