余命一年、男をかう の商品レビュー
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唯さんが男前で前半はすごく引き込まれました。 その分後半はちょっと雰囲気が自分と合わなかったかな。 唯さんがどうやって最期を迎えるのか楽しみだったけど、ある意味現実的に落ち着いて?3年も過ぎてしまってちょっと残念でした。 悲しい結末よりは良いのかな。
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守銭奴の唯とホストの瀬名の奇妙な出会いからはじまる恋物・・・・語?? 徹底した死生観を持つ唯ががんと診断されキレイに死のうとしていた時に出会った、ギリギリで生きてるホスト瀬名。 瀬名、なんだか全然二枚目感ないの面白いけど面食いって言われたりホストとしても細々成功してるからかっこいいんだよね。 個人的には唯が実母をママ、と呼んでいるのなんか可愛いなあと思うし、瀬名と出会って生きたくなったの超はぴなエンドでよかったと思う。 大どんでん返しもなく、安心した読後感を味わえる作品。まだみんなご存命で大団円。人が余り死なない物語りもオツなものです
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真面目女子がガンを宣告された後に、ホストと出会いお金を使って人生を悔いなく過ごしていく物語。 人はいつ死ぬかわならないが、それがある程度わかった際にどう生きたい、死にたいかと少し考えた。 唯とホストの掛け合いが面白い。 人は過去の経験で今の考え方や性格はできていると思うが、それを...
真面目女子がガンを宣告された後に、ホストと出会いお金を使って人生を悔いなく過ごしていく物語。 人はいつ死ぬかわならないが、それがある程度わかった際にどう生きたい、死にたいかと少し考えた。 唯とホストの掛け合いが面白い。 人は過去の経験で今の考え方や性格はできていると思うが、それを変える人や経験と出会うことで変わっていくそんな話。 途中からは怒涛の流れだった!
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恐らく吉川さんの意図しないところだが、この本は婚活をしている人の祝福になるかもしれない 節約が染み付くと中々抜けないよねってしみじみと共感した。また登場人物の年齢も含めて色んなことが考えられて作られた物語だなぁと思った。登場人物たちが生きていてその辺を歩いていそうだと思う
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女目線は面白かったけど、男目線はいまいちで、最後のエピローグは、当たり障りなく終わらせた感がすごかった
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Amazonのリコメンドで表示されて面白そうだったので読んでみたところ大当たり。とても面白かったし、何より文章が自分にとても合う。読んでて心地よいというか、水が合うというか。本当は一気に読みたいくらいに面白かったんだけど、まとまった時間が取れなくて細切れ読書体験になってしまったのはちょっと残念。一気読みしたくなる面白さだったのに。 ドケチで合理主義、一人暮らしの主人公の生活が読んでてとっても良くて。こういう頑なで真面目なんだけど常識がずれてる女大好き。その完璧な頑なさが病気をきっかけにだんだんと露悪的になっていって、読んでていて瀬名と一緒にイライラしつつ、でもひたすら死ぬために生きてきた女が好みの男に出会って生きることを考え始める心情変化の描写は切なくてよかった。 最後まで主人公目線で進むのかと思ったら、瀬名視点に途中でチェンジされるのには驚いたけど、なるほど視点を変えるとこうなるわけねっていう面白さがあってよかった。ホストになりきれない(優しくなりきれない)未熟で優しい男の苦悩と葛藤が過剰に重たくならずに描写されてて、この二人のすれ違いというか、分かり合えね〜って感じが読んでて面白かった。 最後、死んで終わったらどうしようとヒヤヒヤしたけど、すごくいい着地点(主人公はガン治療を行い一応の完治となり生きることを選択し、金に困っていた瀬名も新しい職場を見つけて家族も前向きに歩み始めている) ひとりで生きていくことに頑なだった主人公が、瀬名とその家族とコミュニケーションをとりながら生きていくことで物語が終わるのは、ありふれてはいるけど、とても良いなと思った。 とにかく読んでていて気持ちのよい、自分と相性の良い小説だった。(他の作品も読んでみようと思う)
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主人公がまったく可愛げがないというか、「冷めてる自分」が一番賢くて他の人を下に見ている感じが好きになれず、ホストの彼との出会いで変わっていってるんだろうけど、継母や彼の妹や同僚女性のほうがよっぽど一生懸命生きてる感じがして、主人公をいつまでも応援する気持ちになれないまま本を読み終...
主人公がまったく可愛げがないというか、「冷めてる自分」が一番賢くて他の人を下に見ている感じが好きになれず、ホストの彼との出会いで変わっていってるんだろうけど、継母や彼の妹や同僚女性のほうがよっぽど一生懸命生きてる感じがして、主人公をいつまでも応援する気持ちになれないまま本を読み終えました。 結果イケメンの若い夫を手に入れた超ラッキーストーリーで、なんだかなぁとモヤモヤしました…
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余命一年と告げられたら、皆さんは何にお金を使いますか? つい最近、乳房に赤紫色のあざができて、大きなしこりに気づいた。 一瞬で頭に浮かんだのは「乳がんかもしれない」 結果は、肉芽腫性乳腺炎。 がんではなかった。 でも、結果が出るまでの時間、私はいろんなことを考えた。 もし...
余命一年と告げられたら、皆さんは何にお金を使いますか? つい最近、乳房に赤紫色のあざができて、大きなしこりに気づいた。 一瞬で頭に浮かんだのは「乳がんかもしれない」 結果は、肉芽腫性乳腺炎。 がんではなかった。 でも、結果が出るまでの時間、私はいろんなことを考えた。 もし余命が短いと言われたらどうするだろう。 小さな子どもがいる。 末期だったら、仕事なんてやめて、夫にも休職してもらって、 家族でずっと憧れていた豪華客船で世界を回るかもしれない。 キャンピングカーを借りて、北海道を旅しながら美味しいものを食べたいとも思った。 結局、私が「今すぐしたい」と思ったのは 家族と過ごすこと、旅に出ること、美味しいものを食べることだった。割と普通ですよね笑 そんなことを考えているときに読んだのが、 吉川トリコ『余命一年、男をかう』だった。 この小説の主人公は、ずっと節約を頑張って生きてきた女性だ。 その彼女が病気を告げられ、医者に「余命」を問い詰める場面がある。 もし自分の命に期限がついたら、 これまで大切にしてきた「貯金」や「堅実さ」は何だったのか。 これからのお金は、何のために使うのか。 主人公は、どう生きるかと同時に、 どうお金を使うかを考え始める。 交通事故で突然亡くなった父は、もし死ぬって分かってたら双極性障害で病んでたけど、どうしてたんだろう? 私が、もし「つらい治療をすれば助かる可能性が高い」と言われたらどうするだろう。 正直、抗がん剤や放射線治療は怖い。 できるなら、やりたくない。 でも、家族は「治療してほしい」と言うだろう。 最近読んだ『急に具合が悪くなる」 で人は病気だと分かった瞬間から、 「模範的な患者」にならざるを得なくなると書かれていた。 前向きで、治療に協力的で、希望を失わない患者。そう振る舞うことを、どこかで期待されてしまう。 そのことを思うと、少し気が重くなった。 『余命一年、男をかう』にはホストが登場する。 読みながら、 「既婚者向けの、疲れた人に寄り添うメンズバーがあったら、絶対沼るな」 なんてことも考えて、ひとりで笑ってしまった。 でもそれも含めて、この小説は 病気、愛、お金、生き方を、とても正直に描いている。 命に期限がついたら、人は何を大切にするのか。 お金は、安心のためか、喜びのためか。 愛されるって、どういうことなのか。 そんな問いを、静かに突きつけてくる一冊だった。 病気のことを考えている人。 これからの生き方や、お金の使い方に迷っている人。少し疲れている人に、そっとおすすめしたい小説です。
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男のキャラ造形が好みだった その男が関わってる女なので読むか、、というだけでなく、女にもなんだか変な魅力がある リアルで関わりたいわけではないけれど、観察してみたくなる魅力
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無意識に周りをカテゴライズして、そして自分自身にもこれでいいと暗示をかけていないだろうか。違う価値観をもつ人にモヤッとするのは、平穏な日常が変わるのが怖いからかも。本当に望むことに立ち向かうことから逃げていることを突きつけられたような気持ち。
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