黄色いダイアモンド の商品レビュー
図書館にある木原音瀬さん全部読みます、あと2冊。 2000年の作品ですが、2021年に新装版がでてます。もちろんお借りしたのは、旧版ですが、新装版の方が装丁が好みでしたので。まあ、どちらにしても、他の本棚からは 縦ストライプでしか見れないのでわからないですね。 「黄色いダイアモ...
図書館にある木原音瀬さん全部読みます、あと2冊。 2000年の作品ですが、2021年に新装版がでてます。もちろんお借りしたのは、旧版ですが、新装版の方が装丁が好みでしたので。まあ、どちらにしても、他の本棚からは 縦ストライプでしか見れないのでわからないですね。 「黄色いダイアモンド」 は、家庭に問題ありの運動神経だけが良い不良少年と 彼を執拗に面倒見てしまう幼なじみの物語 何が好きなのかもはや理由などないってところが強引で又良し。 「歯が痛い」 は、不良少年は、幼なじみの元改心して 亡くなった奥さんとの一人息子を不器用ながら愛情持って育てています。その息子を取り巻く同級生達との物語。父親の学歴の無さと職種をネタに酷い嫌がらせにあいますが、優秀な息子は我慢し続けます。嫌がらせをしてくる同級生親子と 元不良少年親子の面談は、なかなか道徳的だった。 そして、可愛い恋の始まりも良し。
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やっぱり好きだ…木原さんの描く人物たちの歪みというか悪い意味での人間らしい感情が本当に好き。 確かに書き下ろしはらぶらぶで、あたたかくてほほえましいおわりだったな。はー好き。
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ホント木原作品は気合いがいると言うか 覚悟して読まないとヤバいので( ̄▽ ̄) もうこの作品くらいの痛み、ツラさは甘いハッピーエンドという気になります。 痛いの覚悟しすぎてマヒしてます笑
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木原先生の作品は読むのに体力と精神力が必要なことが多いので……(苦笑)元気な時にとようやく開きました。切なくて辛くてoh……な展開もありましたが、幸せな気持ちになれる作品で、帯のとおり「優しい気持ちになれる」作品でした!
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2000年にビーボーイノベルズから刊行されたものに加筆修正を加え、書き下ろしの「10年愛」を追加収録した新装版。 旧版未読だったので、とても新鮮な気持ちで読みました。 木原作品といえばもう痛いBL代表という印象なんだけど、これは確かに痛さもありながら、同時に甘い優しさもあふれていて、これからはみんな幸せに生きていくという確信が持てました! ただ、センセはほっこりしてラブラブなお話とあとがきで書かれていましたが、決してほっこりラブだけじゃないです…ちゃんと?痛いです!! 木原作品らしいクセの強い攻受の、長い長い苦しい片想いが延々と描かれているばかりじゃなく、その子供世代のキツーい恋愛も読んで一緒に葛藤してしまい、心がズタズタになります… 邦彦が長年片想いする相手の勇は、理想形を求める読者にとっては失望以外の何ものも持たない受で、それでも邦彦だけが感じる恋心、愛情になぜ?と興味津々にさせられます。 タイトルのように世間ではあまり評判にならない宝石でも、邦彦にとっては至上の宝なんだなと痛感… そして勇の美点、愛される理由を読み進むうちに理解し、共感し、胸打たれる結末でした。 俊一と秋森の「十年愛」は今の木原センセをすごく感じさせるお話でした。秋森の執着愛が心に響きまくる…!辛くても惨めでも、それでも諦めきれない気持ちが切なかったです。しかも、畳みかけるように俊一が無慈悲な言葉で痛めつけてきて。 そんな俊一が秋森の気持ちを受け入れたのは、きっと邦彦と勇の揺るぎない愛を認めたからなんでしょうね。 自分たちだけの愛の価値を発見した俊一と秋森。 二人にはずっと仲良くラブラブでいてほしいです!! 邦彦と勇も結婚式まで挙げてたとは…あまりのラブっぷりに大満足です!
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パパ達のお話は☆5つなのですが、息子ちゃんの同級生とのお話が読むの辛かった。わかり易いヒールだけど、そいつに取り巻く友達はなんでとか、なんかイビリ方が女子っぽかったし(笑)肝心なことを腹にためて、結局なーというもあるし。 視点が秋森くんに変わったからかもしれないけど、気持ちがどう変わって行ったのかもちょっと分かりにくかったな。
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