死は最後で最大のときめき の商品レビュー
2.26事件の年に生まれ、いまも現役で活躍中の下重暁子さんが、いつか訪れる最後の瞬間まで、心ときめかして生きることの悦びと「覚悟」の心情が窺えるエッセイです。 コロナ禍のなか、人と人との間が疎遠になり、否応なく自分一人という「孤」と向き合わざるを得ない。自分という人間を知るための...
2.26事件の年に生まれ、いまも現役で活躍中の下重暁子さんが、いつか訪れる最後の瞬間まで、心ときめかして生きることの悦びと「覚悟」の心情が窺えるエッセイです。 コロナ禍のなか、人と人との間が疎遠になり、否応なく自分一人という「孤」と向き合わざるを得ない。自分という人間を知るための機会と捉え、限りある命が燃え尽きる瞬間まで日々刻々を懸命に積み上げて、そのときめきを感じながら、ひっそりとさり気なくこの世を去っていく・・・ そのための筆者の心構えが語られた62篇です。
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