織姫の結婚 染殿草紙 の商品レビュー
平安シンデレラストーリー。ヒロインがとても真っ直ぐで健気で、でもたくましい女性で好感度高い。 「恨まず羨まず…」の精神とても大事。 平安時代の恋愛は、ほんと女性にとっては地獄だ…。しんど…。
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結局は容姿か〜と思わざるをえない。 染色、香り、プラス薬湯でテーマは面白いのだけれど。 光君はやはりマザコン設定なのか?
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布の色を映像で見たくなります。 そんな美女なら父親も上手に使えば良かったのに 嫌な兄だなと思ってたのでラストはok 1時間ぐらいで読めるので軽い気分で
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話としてはとても地味ながらも、丁寧に描かれているので、その地味さが堅実さとなって好みでした。 ハラハラドキドキではないねですが、慎ましい謹子の手仕事と相まってしみじみといいなぁと噛み締める物語でした。 が、このお話の山は謹子と真幸のすれ違いと、実家を出し抜いて結婚を成就させることのふたつなのですが、すれ違いは丁寧に丁寧に書かれているのに対し、結婚はあっけない! あと3倍のボリュームは欲しかった! 染め物の描写も細やかで、物語自体も突飛なところがなく進んできていたので、終盤が少し呆気ない。予定調和であっさり着地してしまったのが本当にもったいない。 前半が良かっただけに惜しいという気持ちが強い物語でした。
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外見ではなく内面の美しさを正しく見抜く真幸様なのに、どうも謹子とすれ違っているなと思ったら、謹子の継母が非常に面倒だったという。 衣装づくりを押し付けてくるし(その衣装づくりを謹子はあまり苦なくこなしてしまうあたりがより厄介)人の手紙は勝手に読むし。 後半の異母妹への求婚話は、上記から大体想像ついたが……謹子のファインプレーで何とかすれ違いを是正できて本当によかった。 しかも、真幸様は現状を把握したうえで、彼女のために当時としては異例の対応を見せてくれた。 その愛、間違いなく本物である。 継母と異母妹はさぞ悔しがったことだろう(申し訳ないが、ざまあとしか言いようがない) 巻末には真幸様視点の妻語り(という名の惚気話)も掲載。 聞いていた人たちが謹子たちに好意的でよかった。 そうした純愛ものとして広めて、彼らの結婚を是非祝福してほしいと思う。
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染め物、縫い物という点では割と楽しめたけれど、恋愛としては随分あっさり。兄君は当て馬かなぁ…と思ったら案の定だし、三の君との勘違いもまぁそうよね、と思えてしまった。当て馬の兄君の絡み方も随分あっさりとしたもので、それはそれでよなったのかもしれないが、個人的には少し物足りない印象。由子さまとの交流などももう少し深く描写されると更に楽しめたのになと思うとやや勿体無い。
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