コンサル業界大研究 新版 の商品レビュー

コンコードエグゼクティブグループ(著者),コンサルティングファーム研究会(著者)

2023/01/08

コンサルティング会社での仕事内容、獲得能力やスキル、入社前後のキャリアなどについて理解が進んだ。原義のコンサルタント=相談役、から考えると、業務領域が大きく変動しつつあって奥深いと感じた。

2022/11/29

・コンサルティングファームの仕事は、
①顧客のために解決策を考える
②解決策を実行して結果を出す
の2つに分けられる。ITコンサルタントは②の方。
また、コンサルティング業界全体の流れとして①から②に向かっている。
→ビジネスモデルが多岐に渡り、本当の専門家でしか解決できないことが増え、コンサルタントの有効性が弱まってきているから。

・コンサルタントの仕事の魅力
①最先端の経営課題の解決に携われる
②クライアントから感謝される
③自由度の高い働き方
→成果主義
④高水準の報酬とトレーニング機会

■採用編
・面接官とのディスカッションを楽しもう
→面接官もコンサルタント。論理的思考力や、コミュニケーション能力で歯が立つ相手ではない。相手は、志望者がディスカッションパートナーとして相応しいかを見ているから、一緒にディスカッションをしている仲間だと考えてみる。

・期待される5つの資質
①論理的思考能力・問題解決の亜量
→難易度が高い問題に挑むため、人並みの思考力では難しい
②人間力
→コミュニケーション能力や相手の気持ち、思考を察することができる感受性や理解力は不可欠。
→コンサルタントもサービス業であることを忘れない。
③成長力
→成長を楽しめること
④素直さ
→指摘されたときに素直に受け入れられるか
⑤ストレス耐性

・それなりコンサルタントではなく、ならではコンサルタントを目指す。
コンサルタントならではの解法を見つけることができる、プロフェッショナル。

・アグレッシブであること。自分で仕事を取って来て自分で解決させられるくらい。

2022/08/05

「大研究」というほどでもないが、コンサル会社の仕事内容を知ることができた。
社員のコメントがときどき入っているのが良い。
各社の説明もあるが、youtubeや会社説明でよく聞くようなテンプレート文といった印象。もっと、生々しいことが知れる本を探しています。

2021/12/23

コンサル業界やコンサルタント，各会社の特徴など大変網羅的にまとめられている．
コンサルに興味がある新卒，転職予定者は必読といっても良い．
ネットで不確かで散らばった情報を集める非効率的な情報収集をスキップでき流という意味で必ずペイできる．

流し読み

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コンサルタントはクライアントの経営者や社員に代わって「考え、実行する」役割を担う。
コンサル＝時間貸しのスパコン

「コンサルタントとは問題解決が自分の指名であると認識し，それを生業としている人」

コンサルの期待(価値)
・専門人材レンタル
・触媒機能
・情報提供
・外圧
・アウトソーシング

2021/09/26

2020年　コンサルティングファームの要件の半数のデジタル領域の案件
解決策の提示のみから、実行して結果を出す へ

コンサルティンディファーム
　パートナー：ファーム全体の経営　問題解決という仕事の受注　公演、執筆
　マネージャー：プロジェクト進行責任者　クオリティ、予算の管理
　コンサルタント：実務
　アナリスト：情報集集、分析

論点の明確化
アウトプットイメージ　ストーリーづくり

ADL
　経営と技術の融合　「予見 Anticipate ／創造 Innovate ／磨き込み Transform」
アクセンチュア
　デジタル、クラウド、セキュリティ　「6つのコアバリュー」
アビームコンサルティング
　日本発、アジア発　　「業界✖サービス✖グローバル」
ATカーニー
　「尖った個の集団」
KPMGコンサルティング　
　BIG4　総合コンサルティングファーム　ビジョン「The Clear Choice」　
デロイト トーマツ コンサルティング
　世界最大規模　「Lead the way」
野村総合研究所
　「未来社会創発企業」　国内最高峰　改革実現力　現地現物重視テーラーメイド
PwCコンサルティング
　グローバルネットワークと法人を超えた協力体制　ワンストップ総合的サービス
ボストンコンサルティンググループ
　日本に初めてコンサルティング概念　現地順応性、人材ダイバシティ、実現性　
マッキンゼー アンド カンパニー
　世界トップ社員数　グローカル　トップ経営戦略
ローランド ベルガー
　欧州最大　インダストリー4.0策定　「動く戦略」