文系のためのめっちゃやさしい虚数 の商品レビュー
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虚数の解説書。結局虚数とは何なのか?二乗するとマイナスになる数。実数ではないが存在する数。量子力学で使われる数。とかこの程度ならサクッと説明できるようにはなったけど、結局これが何なのかいまいちわからんな。実数だけでは解を求められないから、計算上必要な数とでも言っておいたほうがいいいのか。てか虚数が存在するて矛盾してるよなあと。解析接続すると1+2+3+4...が-1/12になるというのが知りたくて買ったんだけどこれは結局よくわからんかった。 虚数とリンゴの数について考えてみた。自分はこういう文系的な発想しかできない。 リンゴの数を複素数で考えるとすると、リンゴの個数に時間軸を加えるということになる。例えば一つのリンゴからなる木がつけるリンゴの個数は何個になるのか。つまりこれは1分後のリンゴは何個か、1年後のリンゴは何個か。という質問と一緒である。1年後のリンゴは木になっていてリンゴを複数実らせているわけだから虚数iは10ということになるのかもしれない。リンゴとは何かという定義にもなってくるが、芽がでたらそれはリンゴなのか、歯が生えたらそれはリンゴではなくなるのか。リンゴという物体は常に変化し続けているのであり、常に目の前のリンゴが1である保証はどこにもない。 虚数はある種可能性を示す数値ともいえるのか?複素数平面上だと複素数同士を掛け合わせていくと回転するわけだけど、仮に時間軸を横にとったとするとそれってもとに戻ってくるてことだよな。進んでるけど元の位置に戻るというか。そもそも虚部ってなんやねんとか思うんだけど、足したりかけたりしてるのに同じ位置に戻るって面白いよなとか。 宗教に応用するなら輪廻の考えに近いのかなと思ったり。実は仏教の教えは数学的に裏打ちされたものだったりする??知識欲が駆り立てられるなあ。
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虚数というものを非常にわかりやすく解説した本 答えのない問題に答えを出すということで数学ということに加えて哲学っぽくもある概念だ。 A方向に行けないならB方向に行けばいいという感じで作られたものみたいだけど、虚数は今の世の中にも役立っているみたいだし、考え方を広げるのは大事だなと...
虚数というものを非常にわかりやすく解説した本 答えのない問題に答えを出すということで数学ということに加えて哲学っぽくもある概念だ。 A方向に行けないならB方向に行けばいいという感じで作られたものみたいだけど、虚数は今の世の中にも役立っているみたいだし、考え方を広げるのは大事だなとわかった。
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学校で虚数を習ったばっかりの高校生が復習で読むととってもよくわかると思います。後半は相対性理論とか量子力学とか宇宙の事とかとっても難しい話になるのでそこは軽く読み流してもいいと思います。生徒と先生の会話調で文が進むのでとっても読みやすいです。
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