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賢い人がなぜ決断を誤るのか? の商品レビュー

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11件のお客様レビュー

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2024/03/09

みんなで考えようということか? 自分もだいぶいろいろなバイアスがかかっている。 バイアスかヒューリスティク(直観的近道)かわからないこと多いと思う。

Posted byブクログ

2023/06/14

ボリュームがあってなかなか読み切れなかったけども、良質でした。 初めて借りたとき、図書館に2冊だけだったバイアス関連の本が数週間で3倍以上に増えていた。本屋でも平積みされているところをみるに、どうやら流行っているようだ。陰謀論やフェイクニュースが飛び交っている昨今だからだろう。...

ボリュームがあってなかなか読み切れなかったけども、良質でした。 初めて借りたとき、図書館に2冊だけだったバイアス関連の本が数週間で3倍以上に増えていた。本屋でも平積みされているところをみるに、どうやら流行っているようだ。陰謀論やフェイクニュースが飛び交っている昨今だからだろう。 認知バイアス重視が一過性のブームになってしまうのは良くないが、大勢の認識に上がるのは非常に重要で喜ぶべきことだと思う。 90%以上の人が、あらゆるテーマ、例えば「運転のうまさ」などに関して、上位50%には入っていると思っている、という研究結果があるそう。 いや~、まさに自分。運転に関してはSPD(スーパーペーパードライバー)なので下手なのは自覚しているが、他のテーマ、例えば記憶力がいいかどうかとか、手先が器用であるかどうかとか、「なんでも60%くらいはできる」と自負していたもんだから、もう、恥でしかない。 自分の認知がどれだけ歪んでいるかを思い知らされた。 良い学びを得ました。 仲間を作り、組織で闘っていきましょう。

Posted byブクログ

2023/05/03

バイアスがかかることはやむなし。謙虚に努めよう。そしてそのバイアスを乗り越える意思決定をするためにも、組織構築をしっかりとする。 とりあえず重大な判断は、一晩寝かせよう。

Posted byブクログ

2023/01/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ボリュームもあり、すらすらと読める本ではありませんでしたが、組織が決断するにあたり、可能な限り、失敗しない決断をするためにはどうすべきか、の参考になりました。 会議の中で、反対意見も忌憚なく言える状況を作り、多様的な意見に対し聞く耳を持つこと、特別でもなく、何ら奇をてらった方法でもありませんが、実際に会議の中で、大勢と異なる意見を述べることが簡単ではないことは、皆、体験していることだと思います。 会議の在り方も、結局は組織のリーダー(会議の主催者)の考え方や力量次第のところがあるとの印象を受けました。 組織のリーダーは、本書を読むと、意思決定のあり方について参考にある部分がたくさんあると思います。

Posted byブクログ

2023/01/27

優れたリーダーが悪い意思決定を下すのはなぜか?合理的な判断を誤らせる原因となる様々な「バイアス」について、多くの事例を交え解説し、これらに対処するための考え方を示す書籍。 私たちは魅力的なストーリーを聞かされると、それが合理的な話でなくても受け入れ、意思決定を誤ってしまう。この...

優れたリーダーが悪い意思決定を下すのはなぜか?合理的な判断を誤らせる原因となる様々な「バイアス」について、多くの事例を交え解説し、これらに対処するための考え方を示す書籍。 私たちは魅力的なストーリーを聞かされると、それが合理的な話でなくても受け入れ、意思決定を誤ってしまう。この誤りは、持論を支持する情報に注目し、反証となる情報を無視しようとする「確証バイアス」によって引き起こされる。 私たちは、成功したカリスマ経営者を模倣しようとする。(自分も天才であるというロジックが抜けている、ジョブズの真似をすれば成功できると思い込む件) 一方、リスクに挑んだものの失敗した多くの人には目を向けない。これは、成功者にだけ焦点をあてる「生存者バイアス」によるものだが、単に成功者を真似ても業績はあげられない。 私たちは、他者より自分を高く評価する「自信過剰」に陥りやすい。加えて、将来を楽観しがちである。とりわけ、自分でコントロールできないことの予測(経済予測など)や、事業の予算などの見積もりについては、楽観的になりやすい。(ブロックバスターがNetflixを過小評価したケースを自分なら回避できると思う件) 環境の激変に直面した時、高収益の有力企業が方向転換できず、資源の再配分に失敗することは少なくない。その原因の1つは、意思決定を避け、現状維持を優先しようとする「現状維持バイアス」の影響を受けやすいことだ。(ポラロイドの組織変更に時間がかかって倒産した件) 優れた意思決定をするには、次の3つの原則が必要である。(バイアスを客観的に眺めるために異なる意見が必要となる) ①対話:優れた意思決定には多様な視点が欠かせない。そのためには、適度な対立状態をつくることが必要だ。 ②意見の相違:多様なアイデアを生むには、異なる考えを持つ人を歓迎し、時には波風が立つのも容認することが重要だ。 ③組織の力学:意思決定においてオープンな対話を促すために、友好的な雰囲気をつくり、「発言する」文化を育てる。

Posted byブクログ

2022/10/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

よく聞くバイアスという単語 知ってはいるが種類までは聞いたことがなかったので、そういった分類があるのだと新しい知識を得ることができた。 全体を通して難しく読みにくい印象があったが、結局バイアスを個人が克服することはほぼ不可能であり、組織単位でのプロセス構築、環境整備などをしていくことで誤った決断をしないように防いでいくことが重要であるということがわかった。 自分はメンバーレベルなので、組織を意識するポジションの人には分かるエピソードなのかもしれないと思いながら読んだ。そのうち私にできることは、「意見の発信をすることで他者へ多角的な視野、意見を提供すること」「他者の発言に耳を傾け、発言しやすい雰囲気を作ること」の2点に絞られると思う。 また、個人単位では「勝手な判断をしない」「他者へ相談することで第三者の視点を得る」「自分もバイアスにかかっている可能性があると認識する」などが直ぐに実行できる点だと思う。

Posted byブクログ

2022/07/09

武田鉄矢の3枚おろしで紹介されていた本 会社で役員となっている人と話をすることもあるが、彼らはやはり優秀だと思うことは確かに多い。 しかしそんな人が会社を成長させることができるかというとそれは不明確だ。 色々なバイアスなどがあり、過去にあるビジネスで成功していても、その時の経...

武田鉄矢の3枚おろしで紹介されていた本 会社で役員となっている人と話をすることもあるが、彼らはやはり優秀だと思うことは確かに多い。 しかしそんな人が会社を成長させることができるかというとそれは不明確だ。 色々なバイアスなどがあり、過去にあるビジネスで成功していても、その時の経験が別の場で生かせることとは限らないし、そもそもその成功もその人の能力ののかはわからない。 そんなことを実例を交えて紹介している

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2022/06/17

意思決定をゆがめるバイアスを上げ、それに対する対処法をまとめた本。ページ数は多いが、事例の説明が多く、途中から章末のまとめを読んで終わらせてしまった。まあこんな事もあるかな。

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2022/05/27

意思決定は興味のある分野なので、行動経済学や行動科学、意思決定、無意識、心理学などをテーマにした本は何十冊と読んきたが、本書は今まで読んできた中では、ワーストに分類される。 本書の特徴は、ビジネスの意思決定の改善に特化していること。それゆえか、ダニエル・カーネマンやダン・アリエ...

意思決定は興味のある分野なので、行動経済学や行動科学、意思決定、無意識、心理学などをテーマにした本は何十冊と読んきたが、本書は今まで読んできた中では、ワーストに分類される。 本書の特徴は、ビジネスの意思決定の改善に特化していること。それゆえか、ダニエル・カーネマンやダン・アリエリーの著作の中にあったようなユーモアさやカジュアルさはない。知的好奇心を刺激するような面白味もなかった。 面白味はないが、ビジネスの現場で使える実用的な本なのかと言えば、そうでもない。 本書の構成は、「確証バイアス」、「自信過剰」など、既に知られているような認知バイアスを紹介し、バイアスの罠を避けるために世界中の組織で実践されている40のテクニックを紹介している。そして、自分の組織に役立つものを選んで、独自のテクニックを考案してほしいとしている。 ”認知バイアスの克服は、個人では難しいが、組織では可能だ”という主張が、本書の核となっているが、ビジネスの現場での意思決定は、最終的にはリーダーという「個人」が決めることになる。本書の最終章にも、”チームは重要だが、最終的な決定権は経営者にしかない”と書いてあり、いくらチームで認知バイアスの克服を試みても、最後の最後は「個人」の意思決定になるので、やはりバイアスの克服は出来ないということになりはしないだろうか。 提起した問題に対する解決策の内容が心もとないため、矛盾や、堂々巡り、もやもやとしたものが残る。後読感は良いものではなかった。

Posted byブクログ

2022/02/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

プレモータム(未来の失敗を仮定しその原因を検証する)、悪魔の代弁者を用意する、決断は一晩寝かせてから、というのは実践したい。

Posted byブクログ