太れば世界が終わると思った の商品レビュー
摂食障害の体験を包み隠さず話されていて、共感する人は多いのかなぁとも思った。 世間の摂食障害への見方や考えが変わればいいなと思う。 人と比べてしまう世の中で難しいけれど、出来るだけ多くの人がありのままの自分を愛せるようになればいいなと思った。 人を見た目で判断せず、細さにこだわら...
摂食障害の体験を包み隠さず話されていて、共感する人は多いのかなぁとも思った。 世間の摂食障害への見方や考えが変わればいいなと思う。 人と比べてしまう世の中で難しいけれど、出来るだけ多くの人がありのままの自分を愛せるようになればいいなと思った。 人を見た目で判断せず、細さにこだわらない世界になってほしい。
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摂食障害を患った韓国人女性の17年間に及ぶ記録。 「完璧主義は摂食障害の患者の代表的な性格だと言える。彼らは不足する5パーセントを埋めようとすることで摂食障害を発症してしまう」(P230)とあり、なんとなく納得しました。筆者も記していますが、メディアは摂食障害を美化しすぎるところ...
摂食障害を患った韓国人女性の17年間に及ぶ記録。 「完璧主義は摂食障害の患者の代表的な性格だと言える。彼らは不足する5パーセントを埋めようとすることで摂食障害を発症してしまう」(P230)とあり、なんとなく納得しました。筆者も記していますが、メディアは摂食障害を美化しすぎるところがあると思う。なんというか、アクセサリーのような・・・。 この病気に限らずですが、多分、完治はないのだと思う。いかに操っていくかなのかな?単なる闘病記ではないところが良かった。読みやすかったです。
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とてもよかった。摂食障害の認知度は高いようでまだまだだと思う。ルッキズムやエイジズムにとらわれ、自己評価が低いままでは治らない病。何度も過食症になる場面ではフラッシュバックが起こりそうなほど読んでいて辛かった。
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なにやらユーモラスなタイトルだが、中身は17年に及ぶ摂食障害と戦う1人の韓国人女性の赤裸々な告白だった。世間一般が認知する“美しさ”と自分のギャップに悩み、戸惑い、痩せるためにダイエットをする。だがリバウンドで太ってしまい、今度は過食症+過吐に……。さらにはうつ病を発症し、想像を...
なにやらユーモラスなタイトルだが、中身は17年に及ぶ摂食障害と戦う1人の韓国人女性の赤裸々な告白だった。世間一般が認知する“美しさ”と自分のギャップに悩み、戸惑い、痩せるためにダイエットをする。だがリバウンドで太ってしまい、今度は過食症+過吐に……。さらにはうつ病を発症し、想像を絶する苦しみの日々が続く。元凶とされたのは、ここでもまた家族だった。日本と韓国では事情が異なる部分もあるが、共通することも多い。この病気で苦しむ人に、著者の思いが届くことを願う。
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