中国共産党暗黒の百年史 の商品レビュー
共産党の暴挙はよく分かった。 けれど殺戮の描写が多くて、いたたまれない気持ちになり途中で読むのを断念してしまった。 事実なのだろうけど、この本はちょっとやり過ぎ。
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本書は中国生まれで後に日本国籍を取得した著者が、中国共産党の歴史を赤裸々に描いた作品である。 自分が学生時代の頃は、歴史の授業における近代史は最後に扱われるため、ほとんど学習時間がなく自習をする程度であり、試験問題にもそれほど扱われていなかった記憶がある。その後も歴史小説などで戦...
本書は中国生まれで後に日本国籍を取得した著者が、中国共産党の歴史を赤裸々に描いた作品である。 自分が学生時代の頃は、歴史の授業における近代史は最後に扱われるため、ほとんど学習時間がなく自習をする程度であり、試験問題にもそれほど扱われていなかった記憶がある。その後も歴史小説などで戦国時代や幕末時代、さらには世界史でも近代史を学ぶ機会がなかったため、恥ずかしながら中国共産党がどのような成り立ちでどのような行いをしてきたのかは、断片的にしか理解していなかった。 本書では、それらの史実を記録しているのであるが、残念ながら紙面の都合だと思われるが、詳細に記載されているとは言えるレベルではなく、入門書という感じであった。 そのレベルだとしても、中国共産党が行ってきた中国国民への思想統一や漢民族以外の民族虐待(ジェノサイド)、さらには日本に対する誤った反日思想教育などが生々しく描かれている。 このような国家が今も日本の隣で、しかも世界第二位の経済大国として存在していることが恐ろしくなってしまった。 これを機会に、話題になっている台湾問題も含めて中華人民共和国の歴史をもっと深く知りたいと思った。
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石平さんの著作はほとんどが反中国共産党なので、親中派は読まないんだろうな。でも一度は手に取ってもらいたい
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もっと高評価をしたいところだが余りの衝撃性と痛みでフツーとした。 文字が大きく、かなり読み易いが、継続して読めない・・吐き気が絶えず襲い、とても平常心を保てない中身。そして筆者が危うい状況に陥るのではないかと案じさせられる。とすれば中身を割り引きたくなるが、これ以上の酸鼻を極めて...
もっと高評価をしたいところだが余りの衝撃性と痛みでフツーとした。 文字が大きく、かなり読み易いが、継続して読めない・・吐き気が絶えず襲い、とても平常心を保てない中身。そして筆者が危うい状況に陥るのではないかと案じさせられる。とすれば中身を割り引きたくなるが、これ以上の酸鼻を極めて来たことは察するに難くない。 私の年代なら連合赤軍、親の世代なら共産党リンチ・・と来るだけに共産党故に持つ宿命的な≪淫乱と暴力、退廃、血で血を贖うような権力闘争≫は思い出される。 折しもガースーは渡米、そしてクアット。石平氏がラストに綴った想いが結実する事を真に祈らざるを得ない。 ジェノサイドの端緒は「ナチス」しかし20世紀に起きたほかの地域の真実が見えてくると「甘い考え、善人特有の幸せ願望」に鉄槌が。漢民族の「他民族浄化」・・中華民族はかつても、これからも存しえないだけでなく「少数民族」という言葉のおかしさも気づくべきだ。
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多分に著者の思い入れが入っているとは思うものの、中共とは一言でいえば極悪非道な組織で、国際化や近代化で体裁は多少変わっているのかも知れないが、習近平政権の強引な手法は、世界2位の経済大国となった自信からか、単に中共の本性が顕わになったのだと思う。 中国に幻想を抱く向きの目を覚ま...
多分に著者の思い入れが入っているとは思うものの、中共とは一言でいえば極悪非道な組織で、国際化や近代化で体裁は多少変わっているのかも知れないが、習近平政権の強引な手法は、世界2位の経済大国となった自信からか、単に中共の本性が顕わになったのだと思う。 中国に幻想を抱く向きの目を覚ますには最適のきつい1冊。
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