秘密 season0(10) の商品レビュー

清水玲子(著者)

2024/08/03

最後に更生の心が持てたならよかった。
でも光君はエンジェルになれたの？
更生半ばでも、天国は見捨てない?

2024/05/17

長い悪戯（ゲーム）の終わり。

本当に裁いてほしかった存在が、裁かれないことにモヤモヤが残るが、これが今の日本という国。

第２、第３の光が、身近にいるかもしれない。

2022/04/03

レビュー欄を見ただけでもかなり意見が別れる悪戯編ラスト… 正直光というキャラが魅力的すぎてスタメン入りしてくんないかなと密かに願ってたけどやっぱ無理か〜…
0はタジク然り光然り薪さんと対等にやり合う切れ者が多い気がする

2021/11/21

「悪戯」完結。相変わらず社会問題となっている事柄をストーリーへ落とし込む。子供が絡む犯罪を描く事は葛藤も多いでしょう。イジメも含む未成年者の犯罪は再考されなければならない時期は過ぎている。
この悪戯の主人公「光くん」の結末は、愛情の可能性に希望をかけたのか。このシリーズだともう少し厳しめのラストになるかもって思っていた。

2021/10/16

光はなんだかんだで虐待の犠牲者で、かつ頭がいいサイコパス。頭が良くなかったら、不幸を感じないままでいられたかもしれないけど、頭が良かったからね…。

どう落とすのかと思ったけど、1年後に死か。
本当のハッピーエンドは、光がおじいちゃんになって、子供達に慕われる…というものかと思うけど、それを描けなかったのは、作者自身も、虐待を受けた子供が更生できるのか（それを望みながらも）、自信がなかったからかもしれない。と思った。
なので、大人を描く時と違い、毒というか、残酷さが足りない…というか、読者にちょっと中途半端な印象を残したと思う。

そのバランスを取る存在として、養護教員。彼女は描けなかった「もう一人の、未来の光」の姿だと思う。
「正義のため」犯罪を犯しながらも、最後は舞を助けて死んだ。

養護教員の登場はなにか余計なものに感じられるかもしれないけど（これは自分）、彼女は「光」という存在の物語を完結するのに不可欠な要素だったんだな、と思った。

2021/07/25

　悪戯編が今巻で完結となる。少年という名の怪物が、最後には天使になる。なんか毒気がないというか、後味の悪さ（？）という本シリーズの持ち味が足りない。

清水先生のキレイな線の絵と「えげつなさ」の対比が魅力なのだから、少年の脳を覗くシーンも描いて欲しかった。ところで、脳を覗く基準とか法令・規則とかあったかな。

2021/07/12

「悪戯」編、完結。
薪さんの強さと弱さ、そしてやさしさがしみる。
どうしようもないと思っていた化物だったが、天使の真似をするところも見てみたいと思ったラストだった。

2021/07/12

「悪戯」編、完結。
こどもの中にある残虐性と、それを認めた上で愛情を注ぐことの大切さ。
こどもは、自分の心の中に潜む残虐性というものに気づいているよね。大人は隠して生きているけれど、こどもは小さければ小さいほど隠さないもん。楽しいからやる。
やってはいけない境界線を教えていくことを、大人の責任って言うんだろうな。

2021/07/08

いやはや……このシリーズ、やっぱり凄いな‼︎
この「悪戯ゲーム」編、どうやって収束するのかと、ハラハラしていました。

発売日はわかってたので、前の晩9巻を読み復習して、朝は東京駅の本屋で買って、オフィス側のMACで、30分ほどで早読。とにかく結末が知りたかった。

清水玲子さんの繊細で美しすぎる綺麗な絵と、その残酷でグロい描写。それは、見た目だけでない、人間の心の醜悪さも露骨に現す。しかし、と、同時に人間の優しさの強さも…。青木とマキちゃん（舞の呼び方ね）の絆も、今回またより強く感じられたのでした。

これは、読んでない方には勧めたくなるコミックなのです。
「秘密」12巻まで。
「秘密season 0」が、ここまで10巻で.まだ続いてます。必ず最初から読んで欲しいのです(^^)