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るろうに剣心 ―明治剣客浪漫譚・北海道編―(巻之六) の商品レビュー

4.3

9件のお客様レビュー

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2022/01/14

武田観柳無双の北海道編六巻。 なんというか、振り切れ方がやばい。映画版と宝塚版の観柳に触発されたということですが、ここまではっちゃけるとは。ガトリングガン連射のシーンとか最高です。まさか、武田観柳にベストバウトがあるとは予想もしませんでした。 実はこのシーンは、個人の力量を極め尽...

武田観柳無双の北海道編六巻。 なんというか、振り切れ方がやばい。映画版と宝塚版の観柳に触発されたということですが、ここまではっちゃけるとは。ガトリングガン連射のシーンとか最高です。まさか、武田観柳にベストバウトがあるとは予想もしませんでした。 実はこのシーンは、個人の力量を極め尽くした剣客でも、近代兵器を装備した一般人には敵わないという、戦場の変化への暗喩だったりするのかしら。幕末で起きたことではなく、鉄砲伝来の戦国時代から始まっていることだったりするけども。 観柳が語る彼のバックボーン。持たざる者としての矜持が感じられていい。特に、剣心や恵、蒼紫に対して「結局、美男美女だろうが」と言い放ったところですね。妬み僻みの極地の言葉で、心の底からの叫びでいいです。結局、それがあるとないとじゃ、スタートが違うんだよ、というね。 まさかまさかの、武田観柳に魅了されるとは思わなかった六巻でした。 全体的にコメディ要素多めでしたが、振り切ろうと思ったのでしょうね。好きです。 舞台は札幌へ。 北の大地での新撰組か。絶滅寸前のニホンオオカミの存在が暗示的です。壬生の狼。 永倉の過去語りが、滅びゆくものへの哀切に溢れている気がする。斎藤に向ける視線に含まれるものも、寂しげなんだよなぁ。途中離脱したからかなぁ。 ルリヲヘッドの霜門寺さんが暗躍したがり。蒼紫あたりと戦いそうだ。

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2021/11/14

観柳が全て持ってったなぁ(笑) 色々ギミック凝らして盛り上げてるんだけど、ふたを開けてみれば「ガトガトガトガト」。 どんだけ回転式機関砲フリークなのか(笑) ホント和月先生の振り切ってるキャラ好きですねぇ。 …と言いつつ、観柳は観柳なりに美学というか、吼える心情がある、そしてど...

観柳が全て持ってったなぁ(笑) 色々ギミック凝らして盛り上げてるんだけど、ふたを開けてみれば「ガトガトガトガト」。 どんだけ回転式機関砲フリークなのか(笑) ホント和月先生の振り切ってるキャラ好きですねぇ。 …と言いつつ、観柳は観柳なりに美学というか、吼える心情がある、そしてどこか共感できなくもないというのが味があります。 …ただ、パピヨンと違って観柳は御庭番衆を手にかけてるから…(キャラの命に差をつけるー)。 敵の強さは強調していかないと盛り上がらない、ってのは分かるのですが、強過ぎだなぁ、と思うのはあり。 それに加えて剣心組には不安要素が多いのが辛い。 それでも「剣と心をとして」戦い続けるのがカッコよさではあるのですがー。 そういう意味で、今回良いのはやはり左之助。 単なる無頼ではなく、「分かっている」漢になってて、舞台裏を支えてくれてますよねぇ。 さて。 そろそろ明日郎が活躍してくれないかなぁ…?

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2021/10/31

二重の極みを再度放って、劔客兵器・於野を破った左之助、拳で勝負をつけた2人が握手で戦いを終わらせようとする。一方で劔客兵器・本多と対峙する阿爛と観柳、銃を使うも本多の書・裏・剣という武器に防がれてしまう。2人は剣心が来るまでの時間稼ぎが出来るのか。 正直、劔客兵器のメンバーは名前...

二重の極みを再度放って、劔客兵器・於野を破った左之助、拳で勝負をつけた2人が握手で戦いを終わらせようとする。一方で劔客兵器・本多と対峙する阿爛と観柳、銃を使うも本多の書・裏・剣という武器に防がれてしまう。2人は剣心が来るまでの時間稼ぎが出来るのか。 正直、劔客兵器のメンバーは名前が読みにくい上に人数も多く、覚えにくい。スクエア・ジャンプの作品なので単行本も頻繁に出ない、名前を忘れるという悪循環になっている。十本刀のように通称があれば覚えやすいのにと思った。 今回、左之助の戦いは実質終わっていたので観柳、阿爛×本多がメインだった。だが、るろ剣の戦闘ってこんなギャグ的だったっけ?と思うほど、笑える戦闘だった。戦ってる本人たちは命をかけて必死で真剣なのに、やってることのギャップがあって面白かった。緩急のつけ方が上手く、楽しく読めた。

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2021/09/23

ガトガトガトガトガトガトガトガトガト ガトガトガトガトガトガトガトガトガト 観柳の目立ちっぷりが半端ない。 全然いい奴じゃないけど、その信念というか、生き様が…好き…かも?(笑)

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2021/08/26

 六を見つけて少し読む。話が繋がらない。五を買い漏らしていた。  後日、五を買ってくる。表紙イラストにアの三馬鹿が二人つづいた。七は明日郎だろう。  三馬鹿の一人 阿爛と武田観柳の師弟関係を描くことで、両者のキャラクターが深堀りされている。  本多雨読という名前はチョイ役にはもっ...

 六を見つけて少し読む。話が繋がらない。五を買い漏らしていた。  後日、五を買ってくる。表紙イラストにアの三馬鹿が二人つづいた。七は明日郎だろう。  三馬鹿の一人 阿爛と武田観柳の師弟関係を描くことで、両者のキャラクターが深堀りされている。  本多雨読という名前はチョイ役にはもったいないと思っていたら、作者自身そのように書いている。  舞台はわがふるさと札幌に移った。都市計画が京都を模しているので、新撰組の斎藤と永倉が暴れ回るには絶好の舞台と言えよう。

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2021/07/11

登場人物制作秘話の、武田観柳のページは面白かった。宝塚るろうに剣心ってどんなんだろうね。 闘いは本多雨読と。ナルトとかビッグタイトルには登場する絵描き(ナルトだとサイ)とは違い、まさに本を使った闘いに技だったのて面白かった。 今回の劍客兵器らは、10本刀よりも弱肉強食な要素が...

登場人物制作秘話の、武田観柳のページは面白かった。宝塚るろうに剣心ってどんなんだろうね。 闘いは本多雨読と。ナルトとかビッグタイトルには登場する絵描き(ナルトだとサイ)とは違い、まさに本を使った闘いに技だったのて面白かった。 今回の劍客兵器らは、10本刀よりも弱肉強食な要素が強まり、より刀や武器が意識されている。以前の連載の反省が活かされているそうな。

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2021/07/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前巻以上に活き活きしている武田観柳。 先生が楽しんで描いているのがよく分かる。 実写版と宝塚版の逆輸入で更にキャラが濃くなっている。 回転式機関砲のエピソードはもう泣けばいいのか笑えばいいのか判断に困ったよ。 最終的には爆笑したけど。 敵キャラがバタバタ口封じに殺されているし、函館も札幌もやばそうだし、新撰組コンビも大変そうだしで、敵方の思惑はどんどん進んではいるのに、全体的にはコメディパートが印象深い6巻だった。 やっぱり全部武田観柳と回転式機関砲が持って行ってるよな。 久々に出番のあった薫ちゃんもコメディ担当的な感じだったし(でも妻の顔も見せる) でもカラーピンナップは抜刀斎と巴さんの旧夫婦である。

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2021/07/07

やっと出た! 映画the Beginningを観て、新巻の発売を心待ちにしていました(^^) 和月先生の絵は芸術的!ストーリーは旧るろうに剣心と比べると微妙かも知れないけど、この美しい絵だけでも十分に楽しめますね!

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2021/07/04

「るろうに剣心明治剣客浪漫譚・北海道編巻之六 和月伸宏・黒崎薫 集英社 2021年」読了。むちゃくちゃなガトリングガンの戦闘シートが面白かった。キャラのオーバーアクションが面白い。剣心が控えめだった。

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