わたしの本の空白は の商品レビュー
甘美な夢には裏があり、愛おしいと思う相手は信じるに値するのか?と悩む。ミステリー要素のある恋愛の話?!途中で止める事はできず一気読み。
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三笠南26歳は階段から転落して意識喪失、自分のことがわからなくなる。そんなモヤモヤっとした状態から物語はスタート。結婚しているが、誰を愛しているのか、誰に騙されているのか・・・。記憶が段々元に戻ってきても、別の意味で、モヤモヤッとした終末に。う~~~む。義姉の祐未だけが「まとも」か! 近藤史恵「わたしの本の空白は」、2018.5刊行、2021.7文庫。
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こわいよ。もし自分に起きたらと思うと、不安感つよつよ。 なんとなく相手に感じてることだけは信じられるけど、誰が正しくて何を信じて良いのか分からないまま。気になってページが進む。 思い出したら悲しい予感がしてるのもあって余計気になる。 晴哉…つよ。これから自覚を持ってつよつよ無双するの見たい気もする。 プロローグ、誰の視点なんだろうね。普通に考えたらシンヤだと思うんだけど。ね。 果たして、自分が記憶をなくした時に、夫が現れて再び愛せるのだろうか。顔がタイプ!とかじゃないし、過ごした時間とか乗り越えてきたものとか、そういうの引っくるめて今の関係だから、と思うとこわいこわい。犬嫌いになってたらどうしよ。笑
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ビストロシリーズとは全く違う作風に驚きましたが、誰かが死んだりしないミステリーなので、夜でも読み進められる作品です。
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記憶喪失から始まる、極上の恋愛ミステリー。 2番目に好きな人と結婚するといいという話をふと思い出した。晴哉が慎也で、慎也は慎也で。 ゆみさんがいるから、悲観的にならずに、現実感を保ったまま話を読みすめられた。 渚さん、これからどうなるのかな…。
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男性を外見の良さで選ぶと、目の曇った人間のように扱われることが多いが、見た目はわたしを決して裏切らない。 なにも全財産を管理する人や、自分の弁護士を選ぶわけではない。 その場合は、いくら美しい人が好きだといっても、無能な人を選ぶわけにはいかない。 だが、つかの間楽しく過ごす人を選...
男性を外見の良さで選ぶと、目の曇った人間のように扱われることが多いが、見た目はわたしを決して裏切らない。 なにも全財産を管理する人や、自分の弁護士を選ぶわけではない。 その場合は、いくら美しい人が好きだといっても、無能な人を選ぶわけにはいかない。 だが、つかの間楽しく過ごす人を選ぶのなら、外見で選んでなにが悪いのだろう。 話がおもしろい人と一緒にいるのは楽しいと思うけれど、見かけが悪いことがそのまま話題が豊富なことや優しいことと同じではない。 世の中には、自慢話しかできない上に、見てくれもよくない男だってたくさんいる。 少なくとも、美しい人を選べば、一緒にいる間、その美しさを楽しむことができる。 その姿を見ていることに飽きるまでは間が持つし、美しい人というのは芸術品と同じだから、なかなか飽きないものだ。
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記憶をなくした主人公の疑心を抱きながら少しずつ行動している感じが、何も知らない読者として共感を持って体験できた。
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目覚めたら病院、記憶喪失になっている主人公。何も思い出せないところに夫が現れるけれど、ピンと来ない。日々を過ごしても、上手く記憶が戻らない。でも何かが強く心に残っていて、時に蘇る。 あのひとは誰なのか。このひとは本当に味方なのか。すべてが不確かで、何もかも疑わしく思えてしまう。...
目覚めたら病院、記憶喪失になっている主人公。何も思い出せないところに夫が現れるけれど、ピンと来ない。日々を過ごしても、上手く記憶が戻らない。でも何かが強く心に残っていて、時に蘇る。 あのひとは誰なのか。このひとは本当に味方なのか。すべてが不確かで、何もかも疑わしく思えてしまう。 わからないことだらけの中、少しずつ真実の切れっ端のようなものが見えてくるので、読む手が止まらなかった。 思いもかけないからくりもあって、楽しめた。最初から最後まで面白かったな。 読み終えてから冒頭の序文のようなページを読み返したんだけど、最後の一文だけ何のことを言っているかわからなくて今も気になってる。
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1日目;第2章まで読み終わって 冒頭から引き込まれてしまった。記憶喪失の経験はないけれど…。 『人間は相手によって違う顔を見せるのだから』には共感。 グループ内で、いない人の陰口を常に言う奴。こいつは俺の悪口も俺のいないところで言っているんだろうな。それが廻って聞こえてくる時も...
1日目;第2章まで読み終わって 冒頭から引き込まれてしまった。記憶喪失の経験はないけれど…。 『人間は相手によって違う顔を見せるのだから』には共感。 グループ内で、いない人の陰口を常に言う奴。こいつは俺の悪口も俺のいないところで言っているんだろうな。それが廻って聞こえてくる時もある。 第1章の後半辺りから、頭の中に曲がリフレインしています。 ♬嫉妬の権利 このまま主題歌にしてもいいんじゃないかと。 2日目;読破しました。 まったく予想できない展開。若干、時系列が理解できない部分を消化できずにいます。まあ、そこは許容範囲ですが…。 わたしの頭の中のエンドロールには、♬きっかけ が流れはじめました。 何だろう?この乃木坂つながりは。 もし映像化される際には乃木坂(OB含んでもいいし)ありじゃん。 ※注)私はファンではありませんので、キャスティングできるほどメンバーを知りません。
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これはまじでおもしろかった!結末がどうとかじゃなくてほんとに気になって気になって仕方なくてめっちゃすぐ読んだし、読む手が止まらんかったし、続きが気になった。
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