ロータスコンフィデンシャル の商品レビュー
うーん
ゼロの倉島さんちょっと酷くな~い! 伊藤さんの方がエースに見えちゃったのは私だけかな?公安物は余り好きでは無いがこのシリーズには期待してたので残念なり。
のんのん
面白かったが、色々と疑問もあった。いくら情報源とはいっても、ロシア大使館のコソラポフがあんなに情報をくれるものなのかな…とか、公安の事案が意外とスムーズに解決するものなのか…。しかし、国を守るために頑張ってくれている公安の方に感謝。倉島のことを年下だろうが評価している白崎、頼もし...
面白かったが、色々と疑問もあった。いくら情報源とはいっても、ロシア大使館のコソラポフがあんなに情報をくれるものなのかな…とか、公安の事案が意外とスムーズに解決するものなのか…。しかし、国を守るために頑張ってくれている公安の方に感謝。倉島のことを年下だろうが評価している白崎、頼もしい稲葉副隊長など魅力的な登場人物がいて顔がゆるんだ。
Posted by
現在出てる中では最新の6巻目。最初の頃の派手さに比べて地味だし、多くの皆さんが書いてるように倉島さん、凡庸。伊藤の方が主役だね。さて、ウクライナ侵攻後のロシアとの戦いの最新刊は出ないのかな?
Posted by
序盤は今までの倉島と少し違う冷めた感じを受けました。しかし、中盤からはいつもの切れを取り戻したように思います。公安の仕事は地味ですが、スケールは大きいなあと毎度思います。
Posted by
いやー導入部が素晴らしいです そしてこの導入部は倉島警部補シリーズじゃないとできないな〜 「作業」を任されるようになり、それなりに結果も残している倉島ですが、いつの間にか慢心により自分を見失い普段出来ていたことができなくなったり、周りを軽く見るようになってしまいます なんとか...
いやー導入部が素晴らしいです そしてこの導入部は倉島警部補シリーズじゃないとできないな〜 「作業」を任されるようになり、それなりに結果も残している倉島ですが、いつの間にか慢心により自分を見失い普段出来ていたことができなくなったり、周りを軽く見るようになってしまいます なんとか気付かせてくれようとする先輩に対しても見下して重く受け止めようとはしません そのうちに見かねた上司にガツーンとやられてしまいます もう、本当にイライラさせられました 何やってんだよ倉島!お前そんなやつじゃないじゃん!思い出せ!あの生死をかけた闘いを! もう完全に今野敏さんの手のひらw んでも、ガツーンとやられた倉島はちゃんと気付いて周りに謝罪し、信頼を取り戻そうとこれまで以上に頑張り事件を解決に導くのでした めでたしめでたし
Posted by
公安警察官・倉島警部補シリーズ第六作。 今回のテーマは初心にかえる、だろうか。 『ゼロ』の研修を受け『作業班』を率いるリーダーの役目も経験した倉島。白崎から『エースなんだから』と言われる度に謙虚に否定していたが、実際に『慢心』があったようだ。 ロシア外相が来日中にベトナム人が...
公安警察官・倉島警部補シリーズ第六作。 今回のテーマは初心にかえる、だろうか。 『ゼロ』の研修を受け『作業班』を率いるリーダーの役目も経験した倉島。白崎から『エースなんだから』と言われる度に謙虚に否定していたが、実際に『慢心』があったようだ。 ロシア外相が来日中にベトナム人が殺害され、現場近くの防犯カメラに映っていたロシア人ヴァイオリニストが外相の随行員と接触していた可能性がある、という話を公安捜査機動隊の片桐から聞いても受け流してしまう倉島。 白崎に『どうかしてるぞ』と言われても、『片桐は手柄を立てたいだけ』と取り合わない。 確かにこれまでの倉島なら、僅かでもロシアに関係する人物や事象なら念のために調べたはず。結果関係なければそれで安心出来るのだから。初めから単なる殺人事件で公安事案とは関係ないと切り捨てるのは彼らしくない。 結果、一人で調べると言って出ていった白崎は連絡が取れなくなり、慌てて話を聞くことにした別の公安警察官からは『信じられないな』『作業班は、もっと嗅覚が鋭いと思っていた』と呆れられる。 さらには厳しい公安総務課長から『あなたは作業班に入り、慢心していたのです』と指摘され、頼りの上田係長からは『始末は自分でつけるんだな』と突き放されてしまう。 パニック寸前の倉島だが、実はそれもこれも上田係長の愛の鞭。上田は安積班シリーズの安積とは違うタイプだが、これまた良い上司だ。 おかげですっかり目が覚めた倉島はいつも通り公安に敵対心を持っている人たちとも粘り強く交渉し、情報を交換し人員を割いてもらい『作業班』での捜査を進めていく。 案の定『公安事案』として見る殺人事件は全く違う様相になっていく。 田端課長率いる捜査本部側が求めているのは殺人犯の『身柄を取る』ための『確証』。だが『なかなか確証が入手できないのが公安事案の特徴』でもある。 倉島ら公安警察官が求めているのは『事件の背景』であり、日本国内で『何やらきな臭いことをやっている』『その落とし所』を見つけること。彼らにとってそれが日本にとっての重要事項であるかどうかの『根拠』こそが大切なことなのだ。 このシリーズでの公安警察は暗殺部隊などという物騒な組織も人間もない。彼らの武器は情報であり、その情報をどう『外交カード』に生かすかということ。 だがロシア側はそうではない。倉島の情報源・コソラポフによれば『ロシア人は怨みを必ず晴らす』とのこと。 いまや数えきれないほどの国の人々が暮らしている日本。中には初めから邪な考えをもって入国して来ている人間も、邪な考えで人間を日本へ送り出している国もある中で、『弱腰』な日本なりの闘い方を倉島も上田も公安総務課の佐久良も必死に考えている。 伊藤の不気味さが、倉島とは全く違うタイプだけれど実に公安向き。彼は『作業班』を率いるリーダータイプではないけれど、凄腕の諜報員になりそう。 白崎は長年の刑事経験による刑事目線も交えた捜査が出来るし、片桐や松島はひたむきに、機動隊の副隊長・稲葉は面倒な上司の扱い方を心得ているし、盛本は協力者を大切にしているし、それぞれタイプが違って面白い。 それにしても現実世界に倉島がいたら、現在のこの事態をどう見ているのだろう。コソラポフに何を言うのか。 ※シリーズ作品 (★はレビュー登録あり) ①「曙光の街」 ②「百夜街道」 ③「凍土の密約」 ④「アクティブメジャーズ」★ ⑤「防諜捜査」★ ⑥「ロータスコンフィデンシャル」本作★
Posted by
私の好きな倉島公安シリーズ。 なはずなのに前半は倉島がやる気がないように思えてイライラしながら読みました。 後半はちゃんと盛り返して良かった。 ロシアとウクライナが今取り沙汰されてるだけに なんかロシアが関わる事件ってだけで心がざわついた。
Posted by
テンポよく読めて面白かったです。倉島警部補の仕事ぶりと彼を取り巻く個性豊かな人物がチームワークで難局を乗り越える様子が淡々と描かれています。フィクションですが、倉島警部補の仕事ぶりはとても参考になります。
Posted by
倉島シリーズ久々の新刊。公安ものは刑事小説とはまたちがった面白さ(刑事もののときは、ときに公安が悪者のように描かれることがありますが)。 物語序盤、倉島のちょっとした感覚のずれからあわや、という展開がありつつも、ラストは容疑者を特定するあたり、さすがです。
Posted by
やる気のない君島に苛立ちながら、読み進めた。 中国、ロシア、ベトナムが絡む諜報戦は読み応えがあった。
Posted by