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モヤる言葉、ヤバイ人 の商品レビュー

4.3

36件のお客様レビュー

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2024/11/02

心の中ではもやもやしていたけど言語化するまでもない…と思っていたことを言語化してくれているので(しかも強めに)スカッとします。 「立場が違っても同じ経験をしていなくても、想像力があればわかりあえる」 その人のことはその人にしかわからないけど、理解しようとする気持ちが大切だと思う。...

心の中ではもやもやしていたけど言語化するまでもない…と思っていたことを言語化してくれているので(しかも強めに)スカッとします。 「立場が違っても同じ経験をしていなくても、想像力があればわかりあえる」 その人のことはその人にしかわからないけど、理解しようとする気持ちが大切だと思う。その気持ちがないとすぐにわかる。

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2024/08/16

アルテイシアさんの本は、中村うさぎさんのように ふと思い出して読みたくなる(元気してるかな?)みたいな存在です。 ------------------------- 「職場のトイレで泣いていた全ての私たちへ  反逆しようよ  自分たちのペースで」 ----------------...

アルテイシアさんの本は、中村うさぎさんのように ふと思い出して読みたくなる(元気してるかな?)みたいな存在です。 ------------------------- 「職場のトイレで泣いていた全ての私たちへ  反逆しようよ  自分たちのペースで」 ------------------------- ジェンダーの押し付け、 マウンティング、セクハラ、パワハラ… ふと日常の中で発生したモヤモヤに対し、 アルテイシアさんが話してくれています。 不自然なことではなく、 感覚がアップデートされているということ。 見過ごしていた違和感、 笑ってやり過ごしていたことを 違うと認めてくれる一冊です。 何か一言間違えると袋叩きにするSNSとか、 ボクシングの試合のこととか、 多様性やバリアフリー、フェミニズムという 言葉はよく耳にするけれど、 それを正しく?というかちゃんと受け取るって難しいなと。 悪用する人も勘違いする人もいる中で、 どうすればみんなが良い感じに生きていけるのか。 あちらを改善すると、こちらに不具合が出て、 全体的な調整やチューニングが必要になる。 まずは目の前のことをコツコツと、 知ることから始めて、 考えようとすることを続けることと思い、 本著読んでました。 時には自分の胸に手を当てると、 これは私かも…と思う一節も。 例えば「愚痴を言う人」や「自虐する人」は、私にも思い当たる感情と経験。 自分も無意識にやってしまいがち、 とっさに反応してしまいがちなので、 自戒も込めて読みました。 たまに読んで、リセットというか整えたいと思います!

Posted byブクログ

2024/06/06

周りの人からの何気ない、もしくは無自覚に放たれるひと言に、傷ついたりモヤモヤしたりする、、誰でもあり得るシチュエーション。それらに対し、咄嗟に言い返したり反省や気づきを促せる返し方やメンタルを手に入れるための本。 つい、ヘラヘラ笑ってやり過ごしてしまいがちだけど、それだと社会は変...

周りの人からの何気ない、もしくは無自覚に放たれるひと言に、傷ついたりモヤモヤしたりする、、誰でもあり得るシチュエーション。それらに対し、咄嗟に言い返したり反省や気づきを促せる返し方やメンタルを手に入れるための本。 つい、ヘラヘラ笑ってやり過ごしてしまいがちだけど、それだと社会は変わらない。毅然とした反応や、こちらは不快になりましたよという意思表示をしないことには、発言した相手に自戒の機会はなくなり、社会全体がアップデートしていかないから。 著者のアルテイシアさんは、ペンで戦い続けるフェミニスト。男女ともに生きやすい格差のない社会を目指して、分かりやすく、ユーモア溢れる文章で、世の中の不条理と不公平を訴え続ける。 私は人を傷つけたいわけではもちろんないけれど、でも気を遣いすぎて発言できない状況も息苦しいなと模索中。意図的に傷つけるのはもちろんおかしな事だけど、でもいちいち「傷ついた!忖度しろ!」となりすぎるいわゆる繊細ヤクザがのさばる社会もいやだ。自分を傷つけるものを遠ざける社会になるのではなく、その中にあっても揺るがない自分であれる。そんなふうになりたい。 以下抜粋 ★なにもかもは出来ないけど、何かはできる→著者の好きな言葉とのこと。私もすごく好きになった。なんて素敵な言葉だろう。"やらない善よりやる偽善"を思い出した。こちらも好きな言葉。 ●真の自立とは依存先を増やす事、という言葉もある。ちょっとづつ頼る事で心のバランスを保つ。それが一番健康的なんじゃないか ●いじってくる人、クソリパー、ストーカーはとにかく反応が欲しいのだ→無表情&無反応返しが有効 ●私も含めて、みんなアップデートの途中なのだ。あれは良くなかったなと気づいたらその時点でやめればいい。過去は変えられないけど、未来の行動は変えられるのだから。 モヤれるのは自分がアップデートしている証拠なのだ。差別に敏感でいる方が、無意識に誰かを傷つけずにすむ ●イジリや自虐はもう古いという風潮になってきた。令和は女性が自分を低く見せなくていい、堂々と生きられる時代になって欲しい。

Posted byブクログ

2024/03/13

それ、私が男だったら 言いますか? 炎上すべきものが炎上 するようになった現代。 ジェンダー意識が低い と生き残れない今日、 男性はむろん女性自身 も感覚をアップデート すべきです。 家事をする夫を出来た 旦那と評するのって、 家事は女の仕事と決め つけてません?と。 ...

それ、私が男だったら 言いますか? 炎上すべきものが炎上 するようになった現代。 ジェンダー意識が低い と生き残れない今日、 男性はむろん女性自身 も感覚をアップデート すべきです。 家事をする夫を出来た 旦那と評するのって、 家事は女の仕事と決め つけてません?と。 育児する夫をイクメン なんて持ち上げるのも 甚だおかしい、 自分の子を育てるのは 当たり前でしょう?と。 もっとも近頃は両者共 すっかり見聞きしなく なりましたが・・・。 しかし、未だに日本は 世界で一番、 夫が家事育児をしない 国だそうで。 そんなこと言われても 社会がそれを許さない、 と反論する貴兄は、 少なくとも貴方自身は 某自民党のお爺さんの ような価値観を捨てて、 せめてマインドだけは そんな社会に加担せず にいてほしいのです。 何もかもは出来ずとも 何かは出来るでしょう と。 と言われて、なんだぁ、 めんどくせぇ女だなあ とか、 それじゃ女の方が立場 が上みたいじゃねえか、 と思った貴兄は、 男尊女卑のマインドに 立派に染まってまする。 その価値観が時代遅れ であることをいい加減 自覚してほしいのです。

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2023/10/18

真面目なトーンではなくてテンポのいいネタ調になっているのが、個人的には読みにくいと感じました。 著者と同世代の私もとんねるずの「保毛尾田保毛男」をテレビ番組でみて笑っていた。いまから思えば、子供とはいえ周りの大人たちも含め想像力にかけていたり、無知だったなと思ったし、モラ男話に...

真面目なトーンではなくてテンポのいいネタ調になっているのが、個人的には読みにくいと感じました。 著者と同世代の私もとんねるずの「保毛尾田保毛男」をテレビ番組でみて笑っていた。いまから思えば、子供とはいえ周りの大人たちも含め想像力にかけていたり、無知だったなと思ったし、モラ男話に関しては「やっぱり旦那はモラ男」と確信したし、若い女性が「まさかお父さんみたいな年齢のおじさんが、自分を恋愛や性的対象としては見ないだろう」と思っている一方で、勘違いおじさんは大発生しているという世の現象といい、再確認再認識することが沢山ありました。 ヘテロセクシャルという言葉があまりきいたことないなと思って調べたら「異性愛者」だったので、聞き慣れていない理由がわかる気がした。

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2023/10/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

具体的でスカッとする内容でした。紹介されていた返答を身につけて撃退できるようになりたいです。ただ、例え話の際に分からない名前やカタカナがよく出てきてその度に調べるのが少し面倒でした。私が無知なことがいけないのかもしれませんが名前やカタカナだけでなく「○○というアニメに登場する××」「△△という楽器があり」のように書いていただけるとより分かりやすかったのかもしれません。 いくつかの項目の中で特に共感した箇所があります。 ・「たとえば若い男性の営業マンが「体育会系は元気があっていいなあ」と社長に気に入られた場合「男を使った」「若い男は得だよな」とは言われないだろう。広告会社時代も客と風俗に行く男性の営業マンがいたが、それは「男を使ってる」と揶揄されず、むしろ「裸の付き合い」「男同士の絆」みたいに評価されていた。」 ・「女の実力を認めたくない、というミソジニー。女なんかに負けたくない、という男の嫉妬。それらを無自覚にまきちらかす人々は「どうせ言い返してこないだろ」と女をナメているのだ。」 ・「女が警戒すると「自意識過剰だ」と責められて、被害に遭うと「なぜ自衛しなかった」と責められる。」 その通りすぎて本当に霧が晴れる思いです。 他にも、私の父親から言われた発言や母親から言われた発言、私も被害にあったことなどたくさんこの本に載っていました。読むだけでも溜め込んだストレスが発散されるかもしれないのでモヤモヤしてきた方や悩んでいる方にもおすすめしたいです。

Posted byブクログ

2023/09/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ヤバいことをヤバいと認識するのにも、そしてヤバさに対応するのも訓練が必要なのだ。相手の土俵に乗らない「言葉の護身術」入門にかなりいいと思う。でもこれ、相手との関係がどうでもいいときの返しだよな~モヤッても関係を続けていきたい、という希望がある人に、自分のモヤつきをわかってもらうための言葉を持ちたい。

Posted byブクログ

2023/09/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【印象に残ったこと】 なめられたら、即ビビらせる プーチン顔とハシビロコウ顔無表情・無反応できめる どう言う意味ですか、それ独身男性にもいいますか? と質問返し ぼっと返し 〇〇さんは、そういう考えなんですね あなたには少し難しかったかな「苦笑」 根拠はなんですか?リソースは?エビデンスは? 冷静になってくださいよ、議論から逃げるのですか 冗談言われたら、 なにこいつ、脳みそ8ビットなの?と全身全霊でドン引き めっちゃ強くなれる本

Posted byブクログ

2023/09/01

実際に使えそうな技から使えなさそうな技までヤバい人に対する返しが面白く書かれてており読むだけでなんだかスッキリ。価値観のアップデートは大事。そして見た目について言及するのはクソダサいというスウェーデンの教育方針は見習っていきたいところ。

Posted byブクログ

2023/08/17

付箋を貼りすぎて大変なくらいおもしろかった。自分の中のモヤモヤが言語化してもらえてとてもスッキリ!すべての人間に一読してほしい。 著書の他の本も読んでみようと思った。

Posted byブクログ