「脱炭素」は嘘だらけ の商品レビュー
地球温暖化の原因はCO2という事に、ずっと疑問を感じていたので手に取った。確かにメディアなどの情報は、いつもの報道しない自由ということか、結論ありきでの一部のデータのみ取り上げて報道する。環境の為と森林伐採し太陽光パネルを設置し、風力発電では鳥への被害、海上設置では海洋生物への影...
地球温暖化の原因はCO2という事に、ずっと疑問を感じていたので手に取った。確かにメディアなどの情報は、いつもの報道しない自由ということか、結論ありきでの一部のデータのみ取り上げて報道する。環境の為と森林伐採し太陽光パネルを設置し、風力発電では鳥への被害、海上設置では海洋生物への影響、いったい何が正しいのだろう。ただCO2をゼロにしようとして中国依存を強め、自由や民主といった基本的人権を犠牲にすることがあってはいけないと思う。上海電力の問題など、全体で見れば今は大した事がなくても、それを手掛かりに巨大化していくのが中国だ。
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着眼点はいいけど ご本人がかなりバイアスかかってるandなんでもイノベーションとかで片付けようとしてるのがアホすぎ
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この本読むと悩みます 急激な温暖化は本当か? 現状レベルの温暖化は問題なし 食糧生産という意味ではむしろプラスか?
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筆者の感情的な文体は好きになれないが、随所に参考なる記載がある。もう少しちゃんとデータを載せると説得力があると思うが、それは自分で調べるしかない。 ・CO2と温室効果の関数は対数関数で、濃度上昇に対して伸びは鈍化する。CO2濃度が上がるに連れ、赤外線吸収が飽和して行くか...
筆者の感情的な文体は好きになれないが、随所に参考なる記載がある。もう少しちゃんとデータを載せると説得力があると思うが、それは自分で調べるしかない。 ・CO2と温室効果の関数は対数関数で、濃度上昇に対して伸びは鈍化する。CO2濃度が上がるに連れ、赤外線吸収が飽和して行くから。 ・温暖化は大したことない 1850年 280ppm 2ppm/年の増加 2025年 420ppm 1.5倍 0.8度上昇 このままいくと 630ppm 1.5倍は2088(IEA) 1.6度上昇 ・過去野温暖化を過大評価 CMIP6 モデル比較研究、観測結果はほとんどのモデルを下回っている https://agupubs.onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1029/2020EA001281 ・ECS 平衡気候感度、CO2上昇に対する地球の平均気温の上昇の感度を表す。ある濃度で固定し、数世紀経ったと想定した時の気温上昇を表すもの。気候モデルでは1.5〜4.5度の間に分布する。パリ協定では3度程度とされているECSが半分程度ではというのが筆者の仮説 ・モデルのチューニングの前提として20世紀後半の温暖化が自然変動ではなくCO2によるものだと設定されている。第5次報告書2013発表後、マックスプランク研究所のモデルにバグが見つかり、修正したところ気候感度が3.5から7度に大幅に温暖化が進むようになってしまった。これをパラメーターチューニングで直している。NOAAによって雲のパラメータを変えると気候感度が大きく変わることが発表された。地表の温度上昇が観測と一致するようにモデルを作った結果、上空が合わなくなっている。 ・台風の数は増えていない https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/typhoon/statistics/generation/generation_j.html ・降水量も増えてない https://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/temp/an_jpn_r.html クラウジウス・クラペイロン式によれば温度上昇により飽和水蒸気量が増えるが、1度で6〜7%ほど、実際にはこれよりも増えてない 50mm以上の日数は増えている https://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/extreme/extreme_p.html
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産経が出しているのに、内容はしっかりしていて感心した。 引用されているデータを原本にあたって読んで見ると、著者が言うほど、明らかな矛盾はないけれど、確かに、脱炭素陣営(特に本人達の発信したメッセージ自体というより、マスコミで紹介された二次情報)の議論には、誇張と、論理の飛躍が見ら...
産経が出しているのに、内容はしっかりしていて感心した。 引用されているデータを原本にあたって読んで見ると、著者が言うほど、明らかな矛盾はないけれど、確かに、脱炭素陣営(特に本人達の発信したメッセージ自体というより、マスコミで紹介された二次情報)の議論には、誇張と、論理の飛躍が見られる。 この著者の良いところは、(タイトルを除けば)相手の議論を全否定はしないで、現実的な落とし所に誘導しようとする公平な態度だね。 良い著者を見つけました。
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私は理系ではないので、この本の内容を検証出来ないのだが、話の筋としてはちさきちんと理屈が通っている。 そもそも、グレタさんが、トランプやアメリカにばかり文句を垂れて、習近平や中国には何も言わない…って言うのが、環境問題の胡散臭さを感じたきっかけ。 やっぱりなあ〜文系の勘は当たった...
私は理系ではないので、この本の内容を検証出来ないのだが、話の筋としてはちさきちんと理屈が通っている。 そもそも、グレタさんが、トランプやアメリカにばかり文句を垂れて、習近平や中国には何も言わない…って言うのが、環境問題の胡散臭さを感じたきっかけ。 やっぱりなあ〜文系の勘は当たったのかも?と思った。 現代人の必読書です。
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今の脱炭素により地球温暖化を阻止しなければならないという動きに対し、盲信せぬためにも読むべき一冊。こうした反対論は他にもあるが、筋道だっており読み易く、論理的。反対意見はあって然るべき。これぞ民主主義、言論の自由のはずだが、本著が言うように、一部メディアやSNSでは意図的な規制も...
今の脱炭素により地球温暖化を阻止しなければならないという動きに対し、盲信せぬためにも読むべき一冊。こうした反対論は他にもあるが、筋道だっており読み易く、論理的。反対意見はあって然るべき。これぞ民主主義、言論の自由のはずだが、本著が言うように、一部メディアやSNSでは意図的な規制も… 。 先ず、パリ協定を巡る中国の思惑と危険性を主張。まさにその通りだと思う。先進国が2050年を約束するカーボンゼロに対して中国は2060年。どうせ実現しない他国の出方を見て、中国は何とでもできよう。その宣言を盾に、イシューリンケージで侵略行為を取り引き条件へ。更には、再生エネルギーで必要となるレアアースメタルは7割中国系で採掘。良い事尽くし。 次に、風力発電はブレースが鳥を巻き込み殺すために欧州では後ろ向きな流れ、かつ、この回避等洋上化し更にコスト高へ。また自然エネルギーでは供給が間欠的なため、リスクヘッジで結局、既存発電もセットにする必要がある。こんな費用をかけていては、イノベーションに投資ができない。それと、やっぱり最強なのは原子力。 で、最後に、ファクトベースで二酸化炭素が増えても結局災害は増えていないし、温暖化の計算根拠も自然変動と二酸化炭素影響を切り離せず、不確か。既に誤りを認める研究者も出てきており、信憑性ないよ、と。これに限っては、やはり二酸化炭素が温暖化に軽微ながら影響するのは事実だし、この先何年もこの傾向を許すわけにはいかないから、ある程度この機に技術確立しておくべきだろうとは思うが。 最近になって欧州が、原子力とLNGは脱炭素エネルギーだと方針転換。賛否あるのは健全な議論ながら、そこには利権によるノイズが多く、我々は我々の利害に照らして選択しなければならない。そうした思索に非常に重要な一冊だ。
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気候変動問題には、温室効果ガスが気候変動をもたらしているのかという科学の領域と、脱炭素すべきかという政治・価値判断の領域がある。本書は、科学の領域についても、脱炭素社会を目指すべきという特定の価値判断が入りこんでいて、気候変動は「嘘」だと主張している。ただ、科学の部分を論じている...
気候変動問題には、温室効果ガスが気候変動をもたらしているのかという科学の領域と、脱炭素すべきかという政治・価値判断の領域がある。本書は、科学の領域についても、脱炭素社会を目指すべきという特定の価値判断が入りこんでいて、気候変動は「嘘」だと主張している。ただ、科学の部分を論じているところでも、記述が薄めで、筆者の主張の根拠がよくわからなかった(筆者自身、深く知りたい場合は、他の著書を読むよう勧めている)。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2021/12/13:読了 良い本だった。 石油を中心とする文明が変わろうとしているのだから、それにあった物語は必要であると思うが、今のような太陽光や風力を中心とする再生可能エネルギーやEV自動車が答えなのかというと、そうでないように自分も思う。 著者は、温暖化の対策として2つのシナリオを提示している。 ・「大躍進シナリオ」 中国毛沢東の大躍進政策のように、無理な目標設定をして、大失敗におわるというシナリオ。 ・「上げ潮シナリオ」 アフォーダブル(手頃)なCO2削減技術を生み出し、世界にそれが広まることで、CO2削減を実現する。 2050年という期限を設けず、イノベーションにより安価なCO2削減技術を世界に普及することである。 COP26で、石炭削減が、段階的廃止から段階的削減になったように、急激な変化でなく、徐々に変化するという流れになったことは喜ばしいことだと思う。 「石炭削減」土壇場で修正 中印が要求、失望の声も―COP26 2021年11月14日 https://www.jiji.com/jc/article?k=2021111400165&g=int 「脱炭素」で、実は石油業界は大もうけしているらしい。コロナにしても、脱炭素にしても、強い制約をかけて現状を変更し、その渦中で、一般の人々は苦しみながら、強いものが設けているという、嫌な構図が続くのは、なんとか変えていきたいと思う。そういう意味で、日本の役割は重要だと思うが...さてどうなるか。 「脱炭素」ブームのウラで、じつは「石油会社がボロ儲け」という意外すぎる真実(金山 隆一) | マネー現代 | 講談社(1/5) https://gendai.ismedia.jp/articles/-/86516 「脱炭素」ブームのウラで、じつは「日本の総合商社」にこれから起きる本当のこと(金山 隆一) | マネー現代 | 講談社(1/7) https://gendai.ismedia.jp/articles/-/86517
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強制労働で生産される太陽光パネル。野鳥や魚の犠牲を強いる洋上風力。急ぎ過ぎた脱炭素は人権を蹂躙し環境を破壊する。産業革命後の気温上昇は0.8度。Co2の寄与度は定かでない。その間人類は繁栄を極めた。激甚災害は温暖化のせいではない。適度なCo2増加は植物の生産性を上げる。大げさ過ぎ...
強制労働で生産される太陽光パネル。野鳥や魚の犠牲を強いる洋上風力。急ぎ過ぎた脱炭素は人権を蹂躙し環境を破壊する。産業革命後の気温上昇は0.8度。Co2の寄与度は定かでない。その間人類は繁栄を極めた。激甚災害は温暖化のせいではない。適度なCo2増加は植物の生産性を上げる。大げさ過ぎた気候危機。キリマンジャロから雪は消えていない。懐疑論の言論弾圧。”不都合な真実”は隠される。様々な議論があって科学は発展する。Co2減らせばそれでよいのか?”エコ”であれば無条件に信仰する。いつの間にか思い込まされていないか? 残念なのは、この著書の原発推し。推進論者の論理がわかった。エネルギー供給が多様化しなければ安全保障上の問題あり?原発は自然エネルギー以上に未完成な技術。事故は広範囲・超長期に影響を及ぼす。廃棄物の処理方法が確立していない。いずれ保管場所がなくなる。多様でない以上に危険極まりない。反リベラルで思考が止まる。一方、脱炭素信仰者は、自然エネルギーで賄えるまでは原発再稼働を容認。賄えるのはいつの日か。どの道、原発は維持される。Co2議論は反原発のスケープゴートか?311の被害を思うと悲しくなる。
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