恋するヘタレはいつも不器用(1) の商品レビュー

九重ヤエ(著者)

2022/11/02

女子からモテモテなイケメン高校生の拓海は、高嶺の花である成瀬が好きだった。
中学生の頃から片思いしていたが、ある日成瀬から大事な話があると声をかけられて…。

まず、店頭で見かけていて帯の煽り文句に惹かれて気になっていた作品。
格好良く決めたいのに、拓海がヘタレなせいで理想と現実が乖離するばかり。
なのだが、拓海はヘタレというか優しくて成瀬が好きすぎていつも足踏み状態なだけです(そういうのをヘタレというのか)

ちゃんと成瀬から見た拓海はイケメンでキラキラしてるし、後半につれてキラキラが眩しくてお互いムズキュンしてるし、いや本当にボタンの掛け違いってここまでずれ込むの？可愛いけど、二人して真っ赤になってるとかって。可愛いが過ぎる。

そんな拓海は一番乙女回路ですよ(笑)無自覚に魅了してくる成瀬に常に瀕死の状態になってるの萌えます。
もちろん成瀬も可愛くて健気で儚くてキュンなんだけども。

最後の方の掛け間違いは次の巻でどうなるのかな？ここはちょっとちゃんとしておかないと後々大変なことに…って巻末予告でもう大変な事態になっとる(笑)