大きなさよなら の商品レビュー
自分の傍にもまさに余命宣告されてしまった娘のような愛犬がいるので、この本を書いた当時のばななさんと感情が深くリンクしていたと思う。 ペットロスの本なども読んだけれど、この本は他のどの本より心の慰めになったと思う。 わかる、わかるよ。とそっと隣で慰めてもらったようで優しさに満ちてい...
自分の傍にもまさに余命宣告されてしまった娘のような愛犬がいるので、この本を書いた当時のばななさんと感情が深くリンクしていたと思う。 ペットロスの本なども読んだけれど、この本は他のどの本より心の慰めになったと思う。 わかる、わかるよ。とそっと隣で慰めてもらったようで優しさに満ちていた。 別れは本当に辛いけれど、だからと言って出会わなければ良かったとは思わない。 一緒にいられた日々にただありがとうと言いたい。
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なにかの折に読む、吉本ばなな本。並行して生きてるんだけど、たまにちょっと引きつけられるように寄っていく感じである。今回、有名人が亡くなったり長寿番組の出演者が交代したり、友達に嫌われて断舎離されたり、娘たちが大きくなって手がかからなくなってきたり、と、寂しさを感じることが多かった...
なにかの折に読む、吉本ばなな本。並行して生きてるんだけど、たまにちょっと引きつけられるように寄っていく感じである。今回、有名人が亡くなったり長寿番組の出演者が交代したり、友達に嫌われて断舎離されたり、娘たちが大きくなって手がかからなくなってきたり、と、寂しさを感じることが多かったところに、この本!!タイムリーでした。ばななさんは言っています。「『もう少し人生のことを考えたい、だれか他に私のような人はいないのかな?』という人がいられる場所がここです。」p.277 そういう場所、ほしかったんだよ、私。 宇宙マッサージとかはできないけど、開放されるっていうか、ばななさんが言う「宇宙を信じて、このまま行くしかないと思った」p.294、って感覚に到達したいものだ。
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