2000年前からローマの哲人は知っていた自由を手に入れる方法 の商品レビュー
わかりづらいまわりくどい エピクテトスの漫画付きの本の方が好き ・【自由】【奴隷】は単なる社会的身分ではなく、個人の内面的な問題 ・困難にぶつかったら【自分の考えや判断力を試すチャンスが来た】と捉える ・人間の精神とは神から与えられた恩恵であり、それを使いこなすことが人間の役...
わかりづらいまわりくどい エピクテトスの漫画付きの本の方が好き ・【自由】【奴隷】は単なる社会的身分ではなく、個人の内面的な問題 ・困難にぶつかったら【自分の考えや判断力を試すチャンスが来た】と捉える ・人間の精神とは神から与えられた恩恵であり、それを使いこなすことが人間の役目 ・自分次第で全ては吉兆になる ・何が起きても、考え方によって必ずそこから得られるものがある ・起きた出来事に対して文句を言うのは凡人のすること ・1人の時はのんびり安らかな気持ちに浸る(寂しがらず)人といる時はお祝いや祭りのような愉快な気分だと思えば良い(騒がしい煩わしいではなく) ★自由とは否定的な感情からの解放
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一言でいうと 【ストア派であるエピクテトスを知れる本】 もともと奴隷であったエピクテトス。その名前も奴隷時代に適当に付けられたくらいだ。にもかかわらず、ストイックの語源にもなる禁欲主義的な、ストア派の代表として知られる人物になった。 その後の哲人皇帝マルクス・アウレリウスにも...
一言でいうと 【ストア派であるエピクテトスを知れる本】 もともと奴隷であったエピクテトス。その名前も奴隷時代に適当に付けられたくらいだ。にもかかわらず、ストイックの語源にもなる禁欲主義的な、ストア派の代表として知られる人物になった。 その後の哲人皇帝マルクス・アウレリウスにも絶大な影響を与えたとして知られる。(アウレリウスの自省録にもでてくる) ただ、エピクテトスは著書を残さなかったため弟子がその講義録等を「要録」「語録」に分けてまとめたものが現代まで受け継がれている。 禁欲するのに自由になる、という矛盾を含むタイトルに私はどういう意味なのか戸惑った。だが読み進めるうちに納得がいった。 何でもかんでも禁欲するわけではなく、あくまでも自分でコントロール出来ることに限り節度を守って実践することで、内省的に自分の自由とは何かを掴み取ることの出来る内容であると私は感じた。
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とっても読みやすくて、うんうんそうそう!と、「わかった!」ような錯覚に陥ります。哲学という茨の森に迷い込みそうな予感。ただいま、「人生談義」の入り口に、そうっと忍び込んでみています。
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