文豪カレーの謎解きレシピ の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
旅のお供として。初読みの作家さん。こういう文庫に多い、食べ物が出てきて、日常の謎系の連作短編集って読んだ端から頭に何も残らないよな、と思いつつ読んだけど、意外と面白かったわ。ちょうど別の明治・大正の文豪ものと並行に読んだのもあるかも。主人公の決断力のなさにはほんとにイライラするし、そんなやつが店を開くなんてできるか?と思ったり。あと父との確執の話は結局明かされないのかとか。まさか連れ子だからってのは理由にならないでしょ。もしかしてこれも続編が出てるのか?今調べたらちゃんと出てたわ。正直文豪に詳しくはないし、ちゃんと読んだこともほぼないし、カレーもそんなに好きではないけど、それでも思ったよりは面白かった。と失礼な感想だわ。
Posted by
神保町にある喫茶ソウセキの店主が人気作家と共に、店に持ち込まれる様々な謎を解き明かしていく。解決後は新作カレーも増えていく…という、ちょっと面白い流れ。読んでいると文豪の作品も読みたくなるし、カレーも無性に食べたくなる。4話収録されているが、実は繋がっていて、後半から伏線がどんど...
神保町にある喫茶ソウセキの店主が人気作家と共に、店に持ち込まれる様々な謎を解き明かしていく。解決後は新作カレーも増えていく…という、ちょっと面白い流れ。読んでいると文豪の作品も読みたくなるし、カレーも無性に食べたくなる。4話収録されているが、実は繋がっていて、後半から伏線がどんどん回収されていくのが気持ち良い。最後は大団円となり、爽やかな読後感。続編も楽しみだけど、すっかりカレー屋として定着していることが心配。
Posted by
文豪の古書を巡る謎と舞台である喫茶ソウセキで出されるオリジナルカレーが魅力的で、ビブリオ×グルメミステリーの形は「『ビブリア古書堂』シリーズが好きな自分にピッタリだ。」「漱石カレー、百聞カレー、思ひ出カレー、石油カレー、全部のカレーが気になる。」という面白さと空腹感が一緒になっ...
文豪の古書を巡る謎と舞台である喫茶ソウセキで出されるオリジナルカレーが魅力的で、ビブリオ×グルメミステリーの形は「『ビブリア古書堂』シリーズが好きな自分にピッタリだ。」「漱石カレー、百聞カレー、思ひ出カレー、石油カレー、全部のカレーが気になる。」という面白さと空腹感が一緒になった読後感だった。
Posted by
お話は割と重苦しい感じがあるんですが、漱石をはじめとした文豪たちにちなんだ色々なカレーが登場して面白い。 あとがきもないので作者が実際に作中のカレーを作っているのかわかりませんが、レシピを公開してほしい。
Posted by
初めて読んだ作家さんでしたが、面白かったです。 文豪の漱石や正岡子規などにちなんだカレーや文豪の作品も出てきて、作品を読んでみたくなりました。 登場するカレーも気になりました。
Posted by
古書好きです。タイトル、装丁もいいですね。 謎に深みもありますが、ほっこり感もありながら楽しく読ませていただきました。寝る前の読書にも◯。 続編出ないのかなー。
Posted by
カレー激戦区で、家主の意向により 絶対にカレーを出さねばならない店に。 それで借りれるならありがたいもの、ですが 何故カレー? と思っていたら、すぐに解けました。 人様の謎を解いていきながら、カレー商品増やしながら 家主と騒ぎながら、な、突っ込みがいがある話です。 最後の方、...
カレー激戦区で、家主の意向により 絶対にカレーを出さねばならない店に。 それで借りれるならありがたいもの、ですが 何故カレー? と思っていたら、すぐに解けました。 人様の謎を解いていきながら、カレー商品増やしながら 家主と騒ぎながら、な、突っ込みがいがある話です。 最後の方、全伏線回収、という感じなのですが こんなさくっと思わぬ方向から終了、というのは 拍子抜けでした。
Posted by
古書の街、神保町で漱石の名を冠するカレーを出すお店。 深い意味もなく付けたその名前を契機に一つの大きな謎解きが始まる。 文豪とカレーが織りなす日常の謎短編集と思いきや、というやつ。 文豪の作品ほとんど通ってきてないので何かまたちょっとずつ読めたいなあ。何が良いかなあ。
Posted by
文豪とカレーって意外にも関係あるんですね。 プラス、ミステリーが新鮮です。 私も漱石カレー食べたい‼️
Posted by
文豪が愛した食材や料理を基に作るカレー… 絶対に美味しいです! 大家さんの作家先生の無気力ぶりがすごい… 先生を取り巻く環境…色々ありすぎて情報整理が追い付かない… とりあえず、カレーは正義!
Posted by
- 1
- 2