縄文語の発見 の商品レビュー
2013年に出た新装版が品切れになっていたのですが、「書物復権」のリクエストで「新版」が出ることになり、前に書いた「新装版に寄せて」に追加をしろということで、スペースの開いたところに、 「新装版に寄せて、追い書き」(pp.280-285) を書きました。小泉さんの論を踏まえながら...
2013年に出た新装版が品切れになっていたのですが、「書物復権」のリクエストで「新版」が出ることになり、前に書いた「新装版に寄せて」に追加をしろということで、スペースの開いたところに、 「新装版に寄せて、追い書き」(pp.280-285) を書きました。小泉さんの論を踏まえながら、ちょうどこだわっていた若狭を区切れ目とした、東と西について。(三浦佑之)
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現代日本語は弥生時代の言語を基に発展したと考えられていますが、発見された遺物や現存する方言から“縄文語”の存在を検証している一冊。 まずは遺物から縄文時代と縄文人の文化面に触れ、その後に言語学に焦点を合わせた検証が始まります。 非常に難い内容の専門書ですが、読みやすい文章に助けら...
現代日本語は弥生時代の言語を基に発展したと考えられていますが、発見された遺物や現存する方言から“縄文語”の存在を検証している一冊。 まずは遺物から縄文時代と縄文人の文化面に触れ、その後に言語学に焦点を合わせた検証が始まります。 非常に難い内容の専門書ですが、読みやすい文章に助けられ読了できました。 文明と呼ぶためには農耕が基準とされていますが、青森県大平山元遺跡の土器が現状世界最古であり更に縄文時代の言語が発見されることがあればどうなるのでしょう。 基準の見直しによって古代文明に日本が加わることも夢ではないと思えました。
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