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冥途 の商品レビュー

3.5

4件のお客様レビュー

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2023/07/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【ネタバレ】先日の感想会、内田百閒の『件』が後を引く面白さだったので、『冥途』を聴き読書。https://www.youtube.com/watch?v=P1VqwZvHTfQ 私は、暗い場所に立っている。そこで明かりがある方を見ると土手の際に一膳メシ屋がぼんやりと見える。その店を見ると障子の紙を登っている熊蜂がカサコソ障子を登ってくる。その熊蜂を見ていると泣けてきて、意識がはっきりとする。私は見覚えのあるような懐かしさから「お父様!」と泣き叫ぶ。土手を挟んで死んだ父に会えた、のだろうか!不思議な作品。⑤

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2022/01/05

短編集。進行する話の途中の場面にいきなり放り込まれ(時に主人公自身も)、薄暗い家屋の障子の隙間から、戸惑いつつも固唾を飲んで見続けるような感覚になった。 「全ての場面を演出するのは、闇」

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2021/12/30

あらあら。 見事に全6話、奇譚。 金井田さんの怪しい版画が さらに不安を掻き立てる。 表題作も奇妙な経験談のようでいて 郷愁を誘う結末でした。

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2021/12/06

これではなく、登録のなかった2013年版を読みました。読後感は白の白さを、水の匂いを、空気の味を、それぞれ向けられてるような無味無臭とすら言える他人が見た夢を聞かされているように感じました。自分がまだ未熟、ということなのかこんなにツルツル字滑りする文章は他にあんまり知らない、、。...

これではなく、登録のなかった2013年版を読みました。読後感は白の白さを、水の匂いを、空気の味を、それぞれ向けられてるような無味無臭とすら言える他人が見た夢を聞かされているように感じました。自分がまだ未熟、ということなのかこんなにツルツル字滑りする文章は他にあんまり知らない、、。感想もちゃんと書けてるのかこれ。。という感じです。

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