ジョブ型と課長の仕事 の商品レビュー

綱島邦夫(著者)

2023/09/03

タイトルは「...課長の仕事」となっているが、「...部長の仕事」とした方が中身と合っていると思う。
課長は、色んなレベルの課長があるので、自分の仕事を見直すのであれば、この本より徳谷智史さんが書いた「キャリアづくりの教科書」を読んだ方が事例も豊富で行動に移しやすい。

2023/06/21

中間管理職から中核管理職への意識改革。
ジョブは与えられるものではなく自ら作るものである。課長は上意下達役ではなく、顧客満足・部下エンゲージメント向上支援・顧客起点イノベーションでの組織成長の牽引を行うこと。
その目的や責任を共有するためにジョブディスクリプションを定義すること。それはメンバーも自身で定義すること。
なにより「競争からの脱却」と「メンバーの支援」には共感したが、自分がはたしてチーム内に共感を生んでいるだろうか。
課長ではないけど。
165冊目読了。

2021/12/09

係長、課長、部長
の常時、非常時、特に中小企業での役割の違い、ToBeモデルを探しているが、こちらを含めて見当たらない。

2021/06/05

綱島邦夫さんの本はだいたい読んでいると思う。私は会社の中で人事の仕事をしているが、人事の人間にとって、非常に示唆に富んだ内容のものが多い。本書もそう。
本書は、今後の企業経営の中では、第一線リーダー・マネジャーの役割が非常に大きくなることを主張したうえで、そういった第一線リーダー・マネジャーの果たすべき役割や元べきマインドセット・スキルなどを整理して示している。
変化の大きな時代に、その変化に最初に向き合うのは、第一線のリーダーでありマネジャーであり、彼ら・彼女らこそが、ある意味で、企業の命運を握っているという主張は、感覚的に納得できる。と同時に、彼ら・彼女らが活躍できる環境を準備することも大切だと思った。