ともだちになった日 の商品レビュー
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★〔あらすじ〕★ 「本当の友達とは何か」を感動的に描き切った新しい絵本の名作? クラスで人気者の翔太と、クラスで孤立する修平。 一見、対照的な2人だが、それぞれが人には言えない心の痛みをもっている。 修平はちょっと変わったところのある子どもで、クラスの中で一人浮いている存在だ。 そんな修平をいじめの対象にしている翔太。 けれど、クラスの誰も翔太のいじめをやめさせることができないでいる。 ところが……ある出来事をきっかけに、翔太の心に変化が起きて、2人の関係が変わることに……。 ★〔特に評価したいポイント〕★ 本書は、みやじまみほこさんの3冊目の作品だ。1作目の『なつのおとみつけた』で描かれた少女もそうだったが、素の幼少期に戻れるようなタッチで小学生たちが表現されている。 「いじめ」を題材にしながらも、「いじめるもの」「いじめられるもの」の<和解>が描かれている。 〔和解〕後の照れくさそうな顔が、とても素敵だった。
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