金の徒労 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
主役は亡き吉宗が意次に残した宿題「米から金へ」幕政改革 を行う・・・久々の骨太の小説で貨幣に関わる様々な薀蓄も あうと思っていたら・・・話の進み方が副題どおり 「日雇い浪人生活録」そのものである 適度に忍び(女)が色仕掛けするなど物語は読ませるのだが いかんせん話がのろのろ ドウシタ上田!10冊あれば大抵完結させただろうが (最近は適度に終わらせているがまとめかたが甘い) とはいいつつ、上から目線の登場人物たちが、あーす べき、こーすべきと、能書きをロジカルに描く上田 ワールドはあっという間に読み終えてしまうのだ
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用心棒諫山の悪人への対応が益々手慣れてきた。人斬りと怖れられた相手も呆気なく取り押さえてしまっているし、多勢の盗賊も殆どを一人で捕まえている。一方、御庭番の芸者とのやり取りは押し捲られて遊ばれている。女中との事もあり、どちらを選んでも上手く行かなそう。田沼政治は賛否両論あるが、今...
用心棒諫山の悪人への対応が益々手慣れてきた。人斬りと怖れられた相手も呆気なく取り押さえてしまっているし、多勢の盗賊も殆どを一人で捕まえている。一方、御庭番の芸者とのやり取りは押し捲られて遊ばれている。女中との事もあり、どちらを選んでも上手く行かなそう。田沼政治は賛否両論あるが、今のところは主人公達の庇護者でもあり正義側が強く描かれている。
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