パーフェクト・エデュケーション の商品レビュー

なりた晴ノ(著者)

2024/10/04

非常になりきれないヤクザ ×
人の顔を覚えられない少年ハッカー
(タキ:長谷川多喜二 × シュウ:藤元柊)
年下受・監禁・レｲプ・流血
エチ有り(無理矢理・1人エチ・モブとエチ含む)
裏社会に生きる男:長谷川の事務所で
発生した不正アクセス
顧客情報を盗んだ犯人は
年端もいかない少年:シュウだった
そのハッキング技術を見込んで
シノギの手伝いをさせ
それで手打ちにするつもりの長谷川だったが
「ごめんなさい もうしません」だけで
帰ろうとする舐めた態度に思うところがあり
シュウを " 消す " ことに.
痛みよりも触られる行為を拒絶する
シュウの反応から立場の違いをセックスで
教え込む長谷川
セックス中に気を失い
目を覚ましたシュウに告げられたのは
「俺はお前を飼うことにしたんだ」
という言葉で…
‹ヤクザ・流血・無理矢理とかあり
苦手分野の人にはオススメしないけど
いろんな意味でいい感じに狂ってて良き♪
人の顔を覚えられないシュウが
タキを五感全部で覚え自分はタキのものと
自分の居場所に執着していくのも良かった！
2人には末永く幸せになってもらいたい♪›

☆カバー下に漫画有り

◆別冊にてスピンオフ有り
『パーフェクト・トキシック』

2022/06/08

▼あらすじ
裏社会に生きる男・長谷川の事務所で発生した不正アクセス。
顧客情報を盗んだ犯人は年端もいかない少年、シュウだった。
そのハッキング技術を見込んでシノギの手伝いをさせ今回はそれで手打ちにするつもりの長谷川だったが、「ごめんなさいもうしません」だけで帰ろうとする舐めた態度に思うところがあり、シュウを【消す】ことに。

痛みよりも触られる行為を拒絶するシュウの反応から立場の違いをセックスで教え込む長谷川。
セックス中に気を失い目を覚ましたシュウに告げられたのは「お前を飼うことにした」という言葉で――。

非情になりきれないヤクザ×人の顔を覚えられない少年ハッカー
抜け出せない執愛、囚われたのは果たしてどちらなのか――。

＊＊＊

ストーリーの完全度：普通
トーン：シリアス
エロ度：普通
萌え度：低い
総合評価：★3.0

表紙に惹かれて購入しましたが、ページ数がそこそこある割には何だか全体的にあっさりしているような。
特に気になったのが長谷川とシュウの恋愛描写。二人ともいつの間にか両想いになってて謎でした。ホモじゃないと言っていたはずの長谷川が何故シュウを好きになったのか。シュウはシュウで長谷川のどこを好きになったのか。
個人的には長谷川に好きになる要素無くない？と思ってしまって。だってシュウに対して特別優しい訳でもないし、セックスだって無理矢理ですよ…？非情になりきれないとはいえやってる事は十分最低なんですよねぇ…(^^;)
あと、脇キャラであるはずの紫央が存在感が強過ぎてシュウの影が薄くなってしまっているもうーん…って感じで。まぁ、キャラが立っているのは良いと思いますし、少なくともシュウよりは魅力を感じられましたが、存在感ある割に紫央の退場も呆気なくて、結末としては若干物足りなさを感じました。
最後にシュウが大人に成長して長谷川と立場が逆転する展開は良いなと思いましたが、CPがあまり好みではなかった事と、ストーリーの薄さが気になったので個人的には少し残念な一冊でした。せめてストーリーに深みがあればもう少し楽しめたんですけどね…(^^;)