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女子大生風俗嬢 の商品レビュー

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8件のお客様レビュー

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2024/02/25

特に文章が上手いというわけではないのだけれど、出て来る女性たちがどんな口調でその思いを語ったのか、わかってしまうような感じがする。 親ガチャ、という言葉があるけれど、ひとつ間違えば風俗をしないと勉強できないような学生たちがいて、奨学金がその精神的理由を間接的にではあるが作ってしま...

特に文章が上手いというわけではないのだけれど、出て来る女性たちがどんな口調でその思いを語ったのか、わかってしまうような感じがする。 親ガチャ、という言葉があるけれど、ひとつ間違えば風俗をしないと勉強できないような学生たちがいて、奨学金がその精神的理由を間接的にではあるが作ってしまっている。制度そのものが悪いわけでは決してないけれど、考えさせられる。

Posted byブクログ

2023/11/29

本書に出てくる親御さん世代は読んで知っておいた方が良い内容。 無理な奨学金を背負わされて自己責任という名称のもと日々男性の陰部を弄るとなると心が折れるのは必然ともいえる。本書中にはキャリアアップして最大限に稼いで貯金を持って将来に望む凄い才女もいたが…。親が金は払えません、後はお...

本書に出てくる親御さん世代は読んで知っておいた方が良い内容。 無理な奨学金を背負わされて自己責任という名称のもと日々男性の陰部を弄るとなると心が折れるのは必然ともいえる。本書中にはキャリアアップして最大限に稼いで貯金を持って将来に望む凄い才女もいたが…。親が金は払えません、後はお前が何とかしろ、でも良い大学に入って大企業に勤めろ(もちろん本書中の親が全員そうではないけど)は亡国の道のりを辿っているとしか言いようが無い。

Posted byブクログ

2023/08/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

女子大生風俗嬢のリアルな貧困を取材したルポ。日本経済の衰退による中年層の所得軽減、親の学費返済の放棄といった理由により、至って普通の女子大生が風俗の世界で学費返済のために日々働いている現状がある。 子供の学費返済を放棄して、子供からの毎月の返済金を自分の肥やしとしている親がいることにびっくりした。 包み隠さず言うと、親としても人間としてもクズでしかない。 読んでいて怒りが湧いてくるくらいだった。 女性の貧困系の本を5冊ほど読んでみた思ったことが、貧困家庭の親は総じて学力が低いor子供が子供を産んでいるパターンの親に感じた。 そもそも基本的な調べたり考えたりする学力がないので、それも貧困に関わってくると感じた。 日本経済が衰退して所得が軽減して貧しくなるのはわかるけど、もっと上手く生活をやりくりしたらそこまで貧困に陥らないのでは?と少し感じた。 例えば車はマイカーでなくカーシェアにしたり、無駄な保険を解約、スマホを大手キャリアから格安SIMにすると。 本書の途中でNHKの受信料が払えないからパパ活をしていると書いてあったけど、払わなくていいしなんならそこまで生活が困窮しているならテレビを売ればいいと思った。 本の内容でしか判断できないけど、貧困以前に少し考えれば無駄なお金を使わなく済むのにな〜と思ってしまった。 考えることができないから、あらゆるサービスから搾取される側になってしまう。 この考えすらも自己責任になってしまうのかなと。

Posted byブクログ

2022/07/29

世間や社会を悪く言うための偏向記述や辻褄があわない内容ばかりで、現実感を感じられなかった。 暇つぶし、一つの小説として読む分にはいいかも。

Posted byブクログ

2021/12/27

国立女性教育会館 女性教育情報センターOPACへ→https://winet2.nwec.go.jp/bunken/opac_link/bibid/BB11494032

Posted byブクログ

2021/12/03

読了。?と思った。そこまでして大学に通う価値があるのかなと思った。中年男性が娘ほど年の離れた女性に手を出すのはわかる。本人のセルフイメージは二十歳前後だからできることなんだと思う。客観的に見たグロテスクさを想像できない。

Posted byブクログ

2021/11/07

男女に関係なく子供を持つ親として、知っておきたいこと。 社会の一員として、社会の【見ようとしないと、見えない場所】を見逃さないために、知っておきたいこと。 その両方が詰まっている。 この本に乗っている事例は、特異な一つではない。筆者の中村さんの警鐘を、僕たちはどう捉えればいいのだ...

男女に関係なく子供を持つ親として、知っておきたいこと。 社会の一員として、社会の【見ようとしないと、見えない場所】を見逃さないために、知っておきたいこと。 その両方が詰まっている。 この本に乗っている事例は、特異な一つではない。筆者の中村さんの警鐘を、僕たちはどう捉えればいいのだろうか。 社会を、政治を、一人一人の考え方を、ちょっとだけ変えていければ変えられるものもあるのだと思う。ただ、片方のバランスが崩れれば、今まで成り立っていたものが簡単に壊れてしまうことは言うまでもない。

Posted byブクログ

2021/10/04

実録レポ。半日で読み終わり。 大学に入った子供に月10万円を払えるか払えないかで、学生生活質が変わるかもしれない。 奨学金制度の問題や、高すぎる学費、受験費用、女性の雇用、メンタルの問題、全てが絡み合って貧困となる家庭がそこらじゅうにあるのだと思う。 かく言う私も高校を出てか...

実録レポ。半日で読み終わり。 大学に入った子供に月10万円を払えるか払えないかで、学生生活質が変わるかもしれない。 奨学金制度の問題や、高すぎる学費、受験費用、女性の雇用、メンタルの問題、全てが絡み合って貧困となる家庭がそこらじゅうにあるのだと思う。 かく言う私も高校を出てからの学費と生活費を自分で稼いでいた身だけれど、同じ思いを次の世代にさせたくない。手取り8万5000円だった一番最初の求人票がなかなか捨てられないでいる。

Posted byブクログ