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ミライの武器 の商品レビュー

4.4

25件のお客様レビュー

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2023/11/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

やっぱりいい。前向きな考え方、自分の生きる世界が広がるマインドセット。絶望を知っている、不可能を見つけるからこそみなぎる原動力。憧れです。

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2023/10/11

もし違和感をもったらその気持ちを大事にしてほしい、世の中には何も完成していない、何かがおかしいと思える限りできることがある。

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2023/01/09

若者向けに書かれた本かもしれないが、40を目前にしている私自身にとっても、子育てをしている母という立場でも、とても励みになる本だった。 とくに、 『何でも経験してみることで自分を知る』 『人との出会いが人生を変えていく』 『きみのしたいことがきみの一生を支える』 は、これか...

若者向けに書かれた本かもしれないが、40を目前にしている私自身にとっても、子育てをしている母という立場でも、とても励みになる本だった。 とくに、 『何でも経験してみることで自分を知る』 『人との出会いが人生を変えていく』 『きみのしたいことがきみの一生を支える』 は、これからの選択の指針になりそう。

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2022/11/23

吉藤健太郎さんが自分の経験を踏まえて人生で大事なことを授業形式で話してくれる本。後半の番田さんのところで涙がでそうになった。私もチャレンジを続けようと思わせてくれた。子どもにも読んでもらいたい。

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2022/08/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

近年、いわゆるおひとり様向けのサービスが充実してきたように思います。先日も、とある商店街をブラついていて、窓ガラスに「一人焼肉歓迎」とある焼肉屋さんを発見。店内はパーティションで区切られた様子でした。 思えば、嫌煙者であったり、LGBTQであったり、これまで少数派・マイノリティであった人たちの居場所や権利が次第に認められてきていると感じます。これは実に喜ばしいことだと思います。人はそれぞれ違いますし、その違いを理解し、受け入れるということは(実はとても難しいことですが)大事なことだと感じます。 しかし、個々人のスタイルや信条を受け止める・受け入れることと、人との連携を断つということは全く異なります。社会という複数の人間が構成する組織で生きる上で、紐帯は欠かせません。そのことを元引きこもりの筆者がこう語っています。 ・・・ 人をはげますことができるのは、やっぱり人しかいないんじゃないか。私たちを励ましてくれるのは、「ここは居心地がいい」と思えるグループや、「あの人たちのようになりたい」「この人のためだったら損してもいい」と思える“人間”なんじゃないか。(P.99) ・・・ 本作では、このほかにも元ひきこもりならでは(?)の人付き合いにおける居心地の悪さ、所謂常識の息苦しさや、こうしたものへの対処方法などが豊富に語られます。 ・・・ 改めて紹介しますと、本作は、小中の引きこもりの末に、高校、高専(その後中退)をへてロボット開発者となった筆者の、いわば半生録です。 上記の人とのつながりはほんの一章ですが、それ以外にも心を震わせるエピソードが多かったです。特に、ロボット開発者としての筆者の周りにサポートしてくれる仲間とのエピソードは読者を引き込みます。その仲間の多くがALS患者であり、筆者より先に旅立っていくのです。友人・スタッフ・師匠であるALS患者たちを見送りつつ、彼らとのやり取りから得た知見をロボット開発に生かしてきた本作の逸話から、筆者がどれほど多く人からのサポート、コミット、そして人生の有限について考えたか、想像に難くありません。そうした体験に基づく筆者のアプローチは、「トライ&エラー」、「あきらめない(探し続ける)」、「終わりを考える」辺りになるかと思います。詳細はぜひ読んでみてほしいと思います。 ・・・ 本作、進路・進学について煮え切らない高校生の息子のために購入してみましたが、むしろ私が手元に置いておきたい本となりました。 しかし筆者の両親には頭が下がる思いです。公務員の家系(しかも教師)である手前、引きこもりの息子といったら体面等気にしそうなものだが(実際には気になるのだろうが)、自分の子供が当たり前のことができないことを受け入れ、それでも数多くの習い事をやらせてみて、最終的にロボット開発という可能性を引き出しました(詳細はLesson21 なんでも触れてみて「自分」を知ろう)。その後も奇抜さは抜けきらないようですが、ここまで立派に育てばもう素晴らしいものです。 子供にグチグチいっている自分が少し恥ずかしくなりました。その前に親として試してみることがまだまだ多く残っていると感じた次第です。また、私自身諦めてはいけないし、諦めなれないと思った次第です(出世というか自己実現的な話です)。 人生そんなもんだよ、とか、人生は辛くて当然、と思っている方には一度読んでみてもらいたいと思いました。生き方について異なる見方ができるようになるのではないかと感じる、アツくなれる本だと思いました。私も心が少ししょげたら再読したいと思います。

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2022/08/02

対孤独用分身コミュニケーションロボット「OriHime」の開発者である吉藤オリィさんの書籍。  小学5年生~中学2年生まで不登校だった自身の経験を糧に、孤独を解消するデバイスとしてOriHimeを開発したいきさつや、ALS(筋萎縮性側索硬化症)の人々と関わることで得た知見、友人...

対孤独用分身コミュニケーションロボット「OriHime」の開発者である吉藤オリィさんの書籍。  小学5年生~中学2年生まで不登校だった自身の経験を糧に、孤独を解消するデバイスとしてOriHimeを開発したいきさつや、ALS(筋萎縮性側索硬化症)の人々と関わることで得た知見、友人との別離など様々な出来事を絡めて、主にこれからミライについて考える時期の子どもたちに向けて書かれた書籍です。  「子どもに向けた書籍」とは書きましたが、全て読んでみて感じたのは「大人が読んでも面白い」ということ。  「ミライ」というと大人にとっては今更何も変わらないし変えられないと思ってしまうかもしれませんが、この本を読んでいると「今からでも遅くないから何か興味を持ったことを初めてみようかな」という気にさせられます。  恐らく著者がロボコンに出て優秀賞を取れたり、不登校から抜け出して高専に通い、その後大活躍できたのは著者の運が良くて努力が実ったからであるのは間違いないのですが、著者のようにはなれなくても「自分にとって大切なもの」「本当にやりたいと思っていること」について改めて考えるきっかけを得るには十分だと感じました。  恐らく、著者が言いたいのはこの本の中では「ミライの武器」をこれから持つ君たち(子どもたち)へ、ということなのでしょうが、それは本の枠内に収まるように書いたからであって、著者自身は大人に向けても同じことを語るのではないかなという気がします。  周囲に流されずに自分のやりたいことを突き詰めること。決して妥協せずにやり抜くこと。そして、「できない」は価値になること。失敗しても諦めないこと。  私が小さなころに出会いたかった一冊です。

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2022/04/12

ロボットや電動車椅子など工夫し発明した吉藤氏の生きる姿勢を若者に語りかけている。吉藤さんが素敵なのは自分のしたいことが人との関係の中にあって、役に立つこと喜ばれることを大切にしているところ。

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2022/02/22

吉藤オリィさんの本はこれで3冊目。 内容としては今までの本で語られていることに、最新の進化したオリヒメやロボットカフェ等の情報がプラスされた情報量だったが、個人的に彼の考え方がとても好きなので人に対してこんな言葉をかけられる人になりたいと思う言葉がたくさんあった。 この本は多く...

吉藤オリィさんの本はこれで3冊目。 内容としては今までの本で語られていることに、最新の進化したオリヒメやロボットカフェ等の情報がプラスされた情報量だったが、個人的に彼の考え方がとても好きなので人に対してこんな言葉をかけられる人になりたいと思う言葉がたくさんあった。 この本は多くの子供に読ませたい、そして自分が子供の頃に読みたかったと切実に思った。 「興味があることはただちにやった方がいいよ。 若いときにしたかったことも、大人になればその興味を失うことがある。過去といまと未来の自分は、よく似た他人だから。」

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2022/02/10

型にはまらない生き方、主流の教育に乗れなくても人生を切り開いて道を見つけることはできるということを学んだ。違和感を大切に、人と違うことを恐れず。徹底的に興味を追求する。子育てのやり方を考えさせられます。

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2022/02/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

分身ロボットカフェのニュースを観て、著者を知った。トレードマークの黒服もユニークで気になっていた。 本書は、著者が中高生にした講義を書籍化したものらしいが、年齢問わず、現在を悩みながらも生きるすべての人に読んでほしい。 ときには語りかけるように、自身の経験談を交えながらこういう考え方・生き方があると教えてくれる。 ・弱みを生かす ・我慢したくないことをどうすれば我慢しなくて済むか考える ・自分の心を守るために「逃げる」選択肢を持つ 大切だと思う。今、自分の心が叫んでいるのに、あと3年頑張れるだろうか。 家や学校で会う大人だけが、すべてではない。今いる場所は世界のほんの一部で、ネットもある。本を読んだり、いろんなものに触れたりして自分の興味を、自分自身を知ろうと、誰かに伝えたくなる本だ。

Posted byブクログ