印刷・紙もの、工場見学記 の商品レビュー

デザインのひきだし編集部(編者)

2023/05/28

紙作り、本作りなどの工場見学記。
ブックデザイナーの方が見学してるので、質問内容も、なるほどなぁ、と思うことばかり。
そして、現場で新たなアイディアを産み、その場で職人さんが試作したり、というのもよいと思いました。

2023/04/03

ブックデザイナーという作り手による工場見学記。
どういうことをやっているかは知っていても、工場の内部やまわしている人のお話などが興味深い。
羽車のボーダード加工など、HPを見てもわからないことはたくさんあるのだと改めて認識。

2022/01/22

一冊の本が私の手元に来るまでに、どれだけの人が関わっているんだろう。
スケールの大きすぎるパルプ工場から町工場の手作業の職人さんまで、なかなかお目にかかれない仕事の現場に潜入できる。
売れっ子装丁家名久井さんの視点もさすが。服が毎回かわいい。
「本に関わる仕事」と一口に言っても様々なんだなあ。みんなどうやってその職場にたどり着いたんだろう？私なんてこんな色々あることすら知らなかった。

2022/01/10

大人の社会科見学は楽しい！

さらに訪ねる人が自分の仕事に関わる
興味ある分野の工場へ行くから
見る部分、質問する内容、受け答えなど
そこ知りたいんだ〜とわかって
それもおもしろかった。

本以外に、商品パッケージや便箋のような
印刷と紙製品が関わる工場も掲載。
和綴じや箔押し、函づくりまで！
こんなにたくさんの人の手から
すてきな製品ができあがるのですね。

2021/11/16

雑誌「デザインのひきだし」の連載をまとめた一冊。紙を作る会社から、インク作り、印刷、加工、そして製本まで（最後は取次会社）、16の会社を訪ねている。もとの雑誌が専門誌なので、門外漢にはとっつきにくい用語もたくさんあるし、写真を見ても「？」という機械もあるけれど、完成品が出来るまでに色々なメーカーが関わっているんだなということがよく分かる。インクや特殊加工のところが特に面白かった。

2021/06/25

本作りの場所のインタビューはあるが、写真を多用した見学形式は珍しいと思う。
DTP本に仕組みが載っており、そちらの方が詳しいが、現場の雰囲気はこちらの方が伝わる。
連載のまとめだからか、価格も抑えめなので一冊もっておいてもいいかもしれない。

2021/06/12

なかなか行けない工場に行った気になれた。本を作る仕事をしているので知れてよかった。でも加工とかは実際のモノを見ないとなかなかわからないよなぁ。