バーゼル委員会の舞台裏 の商品レビュー
キャリアの半分がバーゼル委員会に関係する仕事だった元日銀マンによるバーゼル委員会解説。 バーゼル規制解説は他にも書籍がたくさんあるので、本書の特徴は国際交渉への参加やそうした会議で議長を務めることについての話が書かれていること。氷見野金融庁長官との対談も非常に面白い内容だった。
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内部格付手法について、72.5%のフロア導入が合意された。 この件は、日本の銀行にとってかなり不利な内容はだったと推測されるが、交渉の経緯や、なぜ72.5というキリの悪い数字になったか、説明は一切ない。 本書を読む人は、日銀、金融庁にとって都合の良い情報だけ書かれていると覚悟して...
内部格付手法について、72.5%のフロア導入が合意された。 この件は、日本の銀行にとってかなり不利な内容はだったと推測されるが、交渉の経緯や、なぜ72.5というキリの悪い数字になったか、説明は一切ない。 本書を読む人は、日銀、金融庁にとって都合の良い情報だけ書かれていると覚悟して読むべきでしょう。
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