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新・階級闘争論 の商品レビュー

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2023/05/05

保守派の論客で知られる、門田隆将さんの著作。2013年から雑誌Willに連載していたコラムを、まとめたものである。 大きく3点について、論じている。タイトルにもなっている、階級闘争を引き起こしているメディアとSNS。次に世界情勢、特に極東アジアに関する情勢。 それからその時々に...

保守派の論客で知られる、門田隆将さんの著作。2013年から雑誌Willに連載していたコラムを、まとめたものである。 大きく3点について、論じている。タイトルにもなっている、階級闘争を引き起こしているメディアとSNS。次に世界情勢、特に極東アジアに関する情勢。 それからその時々に発生した事件に対しての保守派としての分析と提案がなされている。 左翼に支配されたマスコミと、SNSの発展によって勃興した物言わなかった多数派によって戦われる言論闘争。 習近平との登場とコロナの発生によって、遂に世界に牙を向いてきた中国。追従する韓国、立ち向かう台湾。 その時期によってテーマの幅が拡がったり絞ったりはあるものの、一貫して言えるのは著者の保守派としてのぶれない姿勢である。 SNSは若干改善されたものの、マスコミ、教育界や司法は左翼の巣窟である。テレビ新聞を鵜呑みにせず、自分なりの判断基準を持ち、バランスの取れた思考を持っていたいと思った。

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2022/12/30

マスコミの報道しない自由、結論ありきでそちらへ誘導するための報道、本当に腹立たしい。右でも左でもそれは自由だと思うけれど、日本人として守らなければいけない事、譲れない事ってあると思う。以下、本文より。 『ジャーナリズムの崇高な使命とは無関係に「政治的な主張」や「自分が理想とする主...

マスコミの報道しない自由、結論ありきでそちらへ誘導するための報道、本当に腹立たしい。右でも左でもそれは自由だと思うけれど、日本人として守らなければいけない事、譲れない事ってあると思う。以下、本文より。 『ジャーナリズムの崇高な使命とは無関係に「政治的な主張」や「自分が理想とする主義」が先行する人たちがいつの間にかマスコミで大勢を占めてしまった。日本のマスコミの特徴は、「権力の監視」などと格好の良いことを口にし、"自己陶酔"することだ。』

Posted byブクログ

2022/03/19

「たとえ小さく些細なものでも、そこにある差異をことさら強調することによって”差別の被害者”を生み出し、それに対する不満を利用して、本来はありえない一種の階級闘争に持っていく」 敗退した共産主義者の戦略だ。SNSあってこそ。後、くそいマスコミ。実感あり過ぎて嫌になるね。 この本自...

「たとえ小さく些細なものでも、そこにある差異をことさら強調することによって”差別の被害者”を生み出し、それに対する不満を利用して、本来はありえない一種の階級闘争に持っていく」 敗退した共産主義者の戦略だ。SNSあってこそ。後、くそいマスコミ。実感あり過ぎて嫌になるね。 この本自体は門田さんの色んな切り口と提言を、コンパクトにまとめてある感じで、読みやすく、視点が変わる。

Posted byブクログ

2021/07/15

門田先生の論調は簡潔な切り口でとても理解しやすいです。私も最近特に 日本人の矜恃 について考える、論じることが多くなってきましたので非常に共感してしまいます。本当の日本人がおかしくなってきているのか、非日本人が増えているのか、嫌な世の中になってきています。我々 本当の日本人が自分...

門田先生の論調は簡潔な切り口でとても理解しやすいです。私も最近特に 日本人の矜恃 について考える、論じることが多くなってきましたので非常に共感してしまいます。本当の日本人がおかしくなってきているのか、非日本人が増えているのか、嫌な世の中になってきています。我々 本当の日本人が自分の頭で考え、あるべき日本人として判断して毅然と発言、行動を起こしていくことが大事ですね。 まずはメディアを疑う(逆の角度から検証)、真実を見つめることから始めましょう。そのことに改めて気づかせてくれる一冊です。

Posted byブクログ