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極小農園日記 の商品レビュー

3.6

7件のお客様レビュー

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2024/08/26

家庭菜園をしているので、これは!と思ったのに…。野菜や旅、その他に関するエッセイ集でした。荻原さんのさくっと読みやすい小話にテンポよく読了。

Posted byブクログ

2023/10/06

いつか家庭菜園やってみたいなぁと思って、参考にと読んでみました。 思った以上に気楽に読めて面白かったですね。

Posted byブクログ

2023/04/17

荻原浩さんのエッセイ。表題についてのエッセイだけでなく、新幹線に置いてある小冊子に掲載していた物をまとめた極小旅ノート。さらに極私的日常スケッチと、荻原さんの身の回りの出来事をユーモア溢れるタッチで綴った作品でサクサク読めます。小説家というイメージとは、もしかしたら少し離れている...

荻原浩さんのエッセイ。表題についてのエッセイだけでなく、新幹線に置いてある小冊子に掲載していた物をまとめた極小旅ノート。さらに極私的日常スケッチと、荻原さんの身の回りの出来事をユーモア溢れるタッチで綴った作品でサクサク読めます。小説家というイメージとは、もしかしたら少し離れているどこにでもいるおじさんですが、育てている野菜に対する愛情は誰にも負けないようで、微笑ましい。そして、私が何より気に入ったのはところどころで登場する挿し絵。とても可愛いらしい、これが何と荻原さんが描いたものとは!小説家より何よりこういう才能が羨ましいです。

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2022/12/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

荻原浩先生の初のエッセイ集(文庫版)。表題作の自家栽培のエッセイと、その他連載されたエッセイのまとめ。構成は、表題作(2008年栽培)とその他と表題作(2017年栽培)の、サンドイッチ方式になっている。この構成は良かった。なぜなら、正直表題作においてはとても面白かった(語り口、内容ともに)のだが、星3としたのはその他のエッセイの中弛み感が個人的に否めなかったからだ。ひとつひとつは悪くはないけれど、うーん…となってしまうことがあった。私の興味関心という部分だけでは無いだろうが。自家栽培のエッセイについては、まさに『家庭菜園エッセイ(東海林さだお版)』とも言える内容で、最初のつかみでばしっと結論を出すのも、擬人化表現もまるで作中に登場する東海林さだお先生へのリスペクトと受け取れた。もしかしたら荻原先生に失礼かもしれないが。そのくらい、ずっと読んでいても飽きなかった。だから2017年の極小農園日記の結果がアレでもいっこうに構わないのだ。野菜の種類を片っ端から試して見てほしい。でもそれじゃ、極小農園にはならないけど。

Posted byブクログ

2022/12/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

中に収録されたエッセイはもちろん、あとがきも文庫あとがきにかえても荻原節炸裂。 表紙絵も中にある挿絵も、著者本人の手によるもの。 荻原浩100%。 タイトル通り、一番生き生き書かれているのが家庭菜園の顚末。 我が家のベランダ菜園など足元にも及ばないくらいの手間と愛情をかけて、それでも思ったように育たない野菜たちに翻弄されながら、毎年毎年試行錯誤を重ねる姿に頭が下がる。 そして、コピーライター出身だからなのか、もって生まれた才能かはわからないが、比喩と擬人化がとてもうまい。 勉強になるわぁ。 終始ニヤニヤ笑いながら読んでいたのではないかと思うけど、時々ぷっと噴いてしまう。 人前で読むにはお勧めできないエッセイ集。

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2021/07/31

荻原浩さんの初エッセイ集。過去にたまたま直木賞の受賞作と出会って、その後折に触れ読んでいた作家。自宅の庭の小さな農園の苦労話とその他の話題で、どれも面白い。最初の話が13年前の連載だそうで、コロナ禍でオリンピックが開催されている現在から見ると、一昔前の話という感じがしなくもない。

Posted byブクログ

2021/05/24

お庭で野菜を育てる。なんて素敵!新鮮で美味しいものを食べられるなんて♡ いえいえ ミニトマトの皮の固かったことしか覚えておりません、我が家では。まぁ努力が足りてませんでしたね。 物語から受ける印象とエッセイから受ける印象がそんなに変わってなくて美味しい読書でした。

Posted byブクログ