宇宙マグロのすしを食べる の商品レビュー
好適環境水ができるまでの過程をわかりやすく説明し、好適環境水利用の将来性が書かれいます。 研究の様子が生き生きと書かれていて、理科好きの小学校高学年にぴったり。 魔法の水というキャッチコピーがついているので、怪しく思うかもしれませんが、ちゃんとした本です。面白くて一気読みしました...
好適環境水ができるまでの過程をわかりやすく説明し、好適環境水利用の将来性が書かれいます。 研究の様子が生き生きと書かれていて、理科好きの小学校高学年にぴったり。 魔法の水というキャッチコピーがついているので、怪しく思うかもしれませんが、ちゃんとした本です。面白くて一気読みしました。 666.6
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海水の魚と淡水の魚が一緒に泳ぐ。なにそれ、ファンタジー?なことを実現させたのが山本俊政教授率いる岡山理大チーム。 貧乏と不便×アイデアと負けず嫌いのチャレンジ魂=魔法のようなミネラル水の素。 ノンフィクションなのに“魔法の水”と副題にあって、児童書だけど大丈夫?と眉につばをなすりつけながら読み始めたのだけど、実に科学的なアプローチ。数え切れないトライ&エラーと世界を変えるという情熱に引き込まれていった。何度もニュースになっていたそうなのだが、どうも見逃していたみたい。 排水の問題解決のために、畑のバクテリアを探しまくる。「魚の前に、水を生かせ!」 そうか、体液は海水で海水魚は細胞みたいなものなのか。そして、塩分は実はストレスだったのか。 何よりも、アジアでの海産物の養殖に光が差したのが嬉しい。これから軌道にのれば…と、環境への負荷が少ない方法なので期待したい。 日本で食べる魚を日本で養殖することも。 食料危機の解決の一助となることも。 宇宙へ旅行が出来る時代だもの、きっと宇宙マグロが食べられるのももうすぐかな。その前に山マグロか。
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