1,800円以上の注文で送料無料

文豪の凄い語彙力 の商品レビュー

4

4件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    1

  3. 3つ

    0

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/01/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

文豪の凄い語彙力というか、「漢字から見る言葉の成り立ち!文豪の例文を添えて」みたいな内容だった。ちょっとライトに文豪の紹介をしているあたりが文豪要素かな…。

Posted byブクログ

2022/04/11

文豪の作品から、現在ではちょっと使う機会の少なくなった言葉を含む一節を紹介している本。 漢字の成り立ちによって意味を紹介しているので、その言葉を知るだけではなく、他の熟語も知ることができた。

Posted byブクログ

2022/01/23

明治から昭和(戦後含む)の文豪たちの作品に見られる語彙を取り上げ、解説した本。 一章に一語が取り上げられ、短くまとめられている。 的皪、生中、糖衣、耄碌、薫風、岨、徒花…。 自分にとって、ここで初めて見た語彙は「秀雅」。 目次を見ると、「生中」「岨」「徒花」など、一応和語もある...

明治から昭和(戦後含む)の文豪たちの作品に見られる語彙を取り上げ、解説した本。 一章に一語が取り上げられ、短くまとめられている。 的皪、生中、糖衣、耄碌、薫風、岨、徒花…。 自分にとって、ここで初めて見た語彙は「秀雅」。 目次を見ると、「生中」「岨」「徒花」など、一応和語もあるけれど、なぜかすべて漢字表記されている。 そして、本文も基本的には解字が中心。 どういうことだろう?と思ったら、それは著者の山口さんが中国学の専門家だから。 最近「チコちゃんに叱られる」にも登場する人。 私もずっと前に『んー日本語最後の謎に挑む』を読んだ。 勝手に日本語学者だと思い込んでいたけれど、それなら納得だ。 お人柄か、温雅な文章。 思いのほか、読んでほっとする本だった。

Posted byブクログ

2021/07/04

完全なタイトルを見ての、衝動買い。 時折、このようなHow toもののようなものを読んでしまう。 歴史や数学、科学などでもそうだ。 全部で63の単語が取り上げられ、全て違う作家の作品からの引用である。  一つの表現が、ある作家しか使用していないということは無い筈で、ある単語を紹介...

完全なタイトルを見ての、衝動買い。 時折、このようなHow toもののようなものを読んでしまう。 歴史や数学、科学などでもそうだ。 全部で63の単語が取り上げられ、全て違う作家の作品からの引用である。  一つの表現が、ある作家しか使用していないということは無い筈で、ある単語を紹介しながら、作家案内を兼ねているようである。  この本がきっかけで、未知の作家に出会うということもあるかも知れない。 著者は僕と同世代。 取り上げられている作家も、馴染みの名前が多かった。

Posted byブクログ