あしあと ちばてつや追想短編集 の商品レビュー
80歳越えの「ちばてつや」氏の追想短編集なので、読みながら昭和の時代が脳裏に浮かびあがります。 「ちばてつや」といえば、どうしても「あしたのジョー」。 「あしたのジョー」の歌といえば「尾藤イサオ」。 「尾藤イサオ」といえば、六本木「キャバンクラブ」。 キャバンクラブはビートルズ...
80歳越えの「ちばてつや」氏の追想短編集なので、読みながら昭和の時代が脳裏に浮かびあがります。 「ちばてつや」といえば、どうしても「あしたのジョー」。 「あしたのジョー」の歌といえば「尾藤イサオ」。 「尾藤イサオ」といえば、六本木「キャバンクラブ」。 キャバンクラブはビートルズのコピー演奏が聴けるライブハウスで若き頃に時々お邪魔した場所です。 ある日、そこに客として来てすぐ近くの席に座ったのが佐々木功と尾藤イサオでした。 「あしたのジョーの尾藤イサオ」がわざわざ足を運ぶ店なんだと感激したことを思い出しました。 「力石徹」が死んだのは、もう50年以上も前になるんですね。 死に至るほどの減量をせざるを得なかった本当の理由(都合)は本書で初めて知りました。 「ひねもすのたり日記」で何か「あしたのジョー」にまつわる裏話を期待していましたが、こちらで先に明かされていました。
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今年(2021年)82歳を迎えられたちばてつやさんの追想短編集。ほぼ初収録の短編の数々で、歩んでこられた年月の1ページを時に重く時に鮮やかに描き出されています。戦争、仕事との奮闘、マンガ家仲間たちとの絆…日本のマンガ界を拓いてきた大家の、あたたかい筆致と抜群の構成で描かれた、人間...
今年(2021年)82歳を迎えられたちばてつやさんの追想短編集。ほぼ初収録の短編の数々で、歩んでこられた年月の1ページを時に重く時に鮮やかに描き出されています。戦争、仕事との奮闘、マンガ家仲間たちとの絆…日本のマンガ界を拓いてきた大家の、あたたかい筆致と抜群の構成で描かれた、人間味あふれる作品たちに心打たれます。未読のちば作品にも触れてみたくなりました。
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2000年以降に描いた自伝的読み切り作品集。 ひねもすのたり日記(1)でも触れていた満州からの引き上げ体験を描いた作品からのたり松太郎誕生前夜まで。 ちばてつや先生の絵のうまさよ。
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こういう漫画大好きなのですよ。 「トモガキ」で熱くなり、『のたり松太郎』誕生秘話の「グレてつ」に唸る。 漫画の上手さたるや、ちばてつや先生!
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