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破天荒 の商品レビュー

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2021/09/28
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自伝的経済小説とは? 読んでみてなるほどと。 主人公の杉田亮平。 ペンネームの高杉良。 石油化学新聞に40倍の競争をくぐり抜けて入社するところから始まるが、一気に近年まで進む章があったり、その時代を深堀りする章があったりと、面白い構成となっている点も興味深い。 また文章にも出てきますが、実名で登場させるスタイルも著者の強い思い入れ、責任感の為せる技。 著者の記者としての取材能力の高さや、表裏なく人と接するスタイル、また自分をしっかりと持っていてブレない部分など非常に素晴らしい人材なのだなぁと。またそれをご自身で書いてしまうところにも凄さを感じます。(嫌味に聞こえないのも実績があるからか) 過去作品も結構読みましたが、それぞれ数十年後、数百年後、歴史書として読まれるような作品ですね。 高齢の著者は4倍の拡大鏡を用いて原稿用紙に向き合ったというインタビュー記事も出ていますが、これが最後と言わずに次作へも期待したいです。

Posted byブクログ

2021/08/12

著者本人の反省を綴った作品。 石油化学専門誌時代の内容は 企業名や人名が公表されており 日本の元気な時代の躍動感が 感じられる。 最後に個人的なつながりがあった 荻窪病院の泌尿器科に通院した内容が記載されており 驚きました。

Posted byブクログ

2021/04/24
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未読ですが。「男は黙って○○ビール」と面接で言っちゃって採用された時代。著者は「間もなく20歳です。ここにいる誰よりも筆力も取材力もあると思ってます」と面接で社長に言い切り、実際、即戦力として採用&実力発揮したとあります。「記者として駆け抜けた青春」を読んでみたいです。

Posted byブクログ