ソフト系もハード系もこねないお家パン の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
[墨田区図書館] 母の勧める「はじめてでも失敗しない絶対おいしい! おうちパン教室」を探すにあたって、カーリルで「おうちパン」と入力してヒットした中にあった類(おうちパン関係)書。以前読んだか見た気もする表題&筆者名だけれど、とりあえず借りてみよう。 一緒に借りてきた"こねない"系の中には下記の二冊も。下記の二冊は作り方もほぼ同じでゴムベラでしっかりと材料を混ぜ込むタイプ。本書は最初油脂以外の、粉に対し65%~70%の水分を混ぜ合わせ、一次発酵時に生地の表面に油脂を置いておき、その後ベンチタイムの際に手でこねてまとめ上げ、分割するというもの。一見下記の二冊に比べたらしっかりとしたコネが過程に入るのに、写真で見る限り生地は少し粗い。ただ表面に関しては、成形時の表面もピンと張っていないのにとてもきれいに仕上がっているし、表紙の雰囲気は家庭モノより少し上質な感じがするし、冊子としての仕上がりはこれが一番バランスが取れていていいのかも。 でも、これまでに3冊こねない系を読んでみたけれど、近年HBにこねや発酵をゆだねてしまっている身としてはさほど得るところもなく、このジャンルはもう十分かな。また自分自身が"こねない"系となって見返したいときにでも参考にしよう。 ■「シンプルでおいしい こねないパン(藤野幸子)」 https://booklog.jp/item/1/4816360158 ■「はじめてのこねないパン―パン作りビギナーにぴったり !! (主婦の友実用№1シリーズ)(藤田千秋)」 https://booklog.jp/item/1/4072998265
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