5分後に慄き極まるラスト の商品レビュー

エブリスタ(編者)

2024/06/01

短編集。
タイトル的にホラーを想像していたが、どちらかというとミステリ寄りの作品が多い。
全体的な作品の質は高め。
20ページ程だと、ミステリには少しページ数が足りないのでは、というのが個人的な印象。
ページ数がショート・ショートに近付くほど、ホラーやSFのようなワンアイディアの作品が好きかも。
桜雲めぢろ「姉は桜になりました。」が個人的ベスト。
無意味な風習は大嫌いだが、ビジュアル的なインパクトが強くて良い。一番ホラー寄りの作品だと思う。

2024/04/15

エブリスタの１３作品。

これまた…な感じではありましたが
ものすごく失礼というべきなのか
よく思いついたというべきなのか。
結婚式の話はどうなんだろう、と。
打算は多少あるとは思いますが、自分で進むと決めたなら
何もしないで欲しいものです。
人の悪意が、ものすごかったです。

2022/07/13

久しぶりに読むにはいいリハビリになる本でした。短編のお話がいくつか入っているので、飽き性、時間がない、集中力がもたないという場合でも気兼ねなく読むことができました。

2021/08/14

小説投稿サイトに寄せられた「恐怖小説」を集めた短編集。
ホラー・・というより恐怖小説の方がしっくりきます。
「超常現象より怖いのは、人間」的作品が多く、確かに戦慄は覚えますが・・もう少しホラーテイストなのが詠みたかったです。
ま、楽しく読了しましたが(^_^;)

2021/06/06

短編だからこその恐怖がそこにありました。

5分後シリーズは前々からよく見かけていたので、試しに1番読み応えがありそうな本書を購入。
物語の結末後の恐怖、を感じられる話が多かった。
｢ちょっと…この後どうするのよ…！｣、｢これで本当に良かったの…？｣と思わず主人公達に問いかけたくなるザラつきの残る話が多いのも引き込まれる要素なのかも。

個人的に印象深いのは｢暇つぶし(モモユキ)｣、｢IF(乃寺天音)｣。

短編だから出せる(いい意味での)後味の悪さを味わいたい時の珠玉の1冊。