クリティカル・シンキング の商品レビュー
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【読み方:精読】 【周回数:2】 【収集メトリクス:未理解・理解・なし】 【理解度:理解・適用】 【時間:17.5時間ほど】 【媒体:実物】 【メモ ■クリティカルシンキングのツールの使い方と、定義や周辺にあるもの、クリティカルシンカーとしての姿勢の広さを感じる内容であった ■クリティカルの由来は、デューイの「反省的」である ■クリティカルシンキングのコアは知的謙虚さと勇気である ■経験の範囲にある問題やテーマを慎重に検討し、論理的な問いの立て方と推理法を利用する能力 ■何事も証拠によって暫定的に支持された仮説であり、絶対的真理ではない ■好意の原則を磨くことでクリティカルシンキングが更に伸びることや、相手の立場に立ち感情を読むこと、オープンマインドネス ■効率的な学習の仕方や疑問の解消の欲求を大切にすること、転移を狙うこと ■意図的な練習を繰り返していきたい。毎日4時間で10年目で習得できる。 ■JSTQBの理解レベルの由来にあたるかもしれないものが見つかったのは興味深い面。記憶・理解・応用・分析・評価・想像 ■不遜だが、だいたい自分のやってきたことと一致しており確信が持てた
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クリティカルシンキング(CT)の成り立ちからCTとは何なのか、どうやって教えるのかについて書かれた書籍です。CTは成果を上げるために重要な能力として知られていますが、具体的に何を指しているのかが分かりにくく、何ができていればCTができたのかが判断が難しいです。 本書では過去のどの...
クリティカルシンキング(CT)の成り立ちからCTとは何なのか、どうやって教えるのかについて書かれた書籍です。CTは成果を上げるために重要な能力として知られていますが、具体的に何を指しているのかが分かりにくく、何ができていればCTができたのかが判断が難しいです。 本書では過去のどのような考え方がCTと親和性があるかについてまとめられており、なぜCTが重要かが分かります。また、定義が曖昧なCTにおいて、重要な要素についてまとめられており、CTの理解を深めることができます。 書籍内で「クリティカルシンキングの『定義』は使われる場面で決まる」とあるとおり、本書を読んでもCTへの一意な理解は得られないかもしれません。ですが、CTとは何かについて様々な観点から語られており、理解を深めるにはとても役に立つ本だと感じました。
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大学教科書なんだろうけど、抽象度けっこうたかくてなんかとらえどころがない。教育者をめざす大学生のため、なのかもしれないけど、日本でこれ出してもあんまり読者層がはっきりしない。
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一言で「クリティカル•シンキング」とは何かと問われても難しいようですね。 この本ではそこは多様な意があることを示しながら、その教育法や評価まで伝えています。
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